窓のそと(Diary by 久野那美)
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2000年10月13日(金) |
メカたれぱんだのこと |
たれぱんだに「メカ」の奴がいる。「メカたれぱんだ」という。 固い金属をつぎはぎしてつくったぱんだ。 鈍く光る、銀色のぱんだ。 叩いたら、ぼわあん、と音が鳴りそうなぱんだ。
私は大きくて重くてかりんと固いものが好きなので、なんだか気になる。 ふつうの奴と、金属の奴が向き合ってるイラストが書いてあって、その下にあるコピーがまた素敵。
「メカたれぱんだ VS たれぱんだ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・でも特に戦わない。」
でも特に闘わない…。 あの姿で闘わないとは…。ますます気になるぱんだ。
転んだときにけがをしないために、あのぱんだは金属でできてるのだ。 洗濯しなくてもすぐ汚れが落ちるように、あのぱんだは金属でできてるのだ。 中身が腐ったり濡れたりしないように、あのぱんだは金属でできてるのだ。 抱き上げてどこかへつれていかれないように、あのぱんだは金属でできてるのだ。
なんて素敵な金属の使い方。
闘ったり競争したりしないものがわたしは大好き。 大きくて重くて固くて冷たい、金属でできてるものが大好き。
気になるぱんだについて。
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