2009年05月13日(水) |
all or nothing
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今日も朝が来てくれた。入院してからというもの、寝入りは興奮してしまい寝付きはあまり良くないけど、朝の惰眠だけはいつもスヤスヤで、この世に生きる幸福を感じることができる。
生存率何%なんていう言葉で表現される病気だけど、実は、本人にとっては100%か0%しかない。%の分母は患者の数であり、個人個人の結果は分子にしか現れないんだから。
したがって、『道が閉ざされてしまった』とか『可能性が1%に満たなくても頑張ってみよう』、なんてのは、もはや心が負けている人間の言うことであり、敗北宣言に等しい。それ以上、頑張る意味はない。まさに無駄な努力。周りに迷惑をかける悪趣味とも言える。
戦う以上、甘えは許されない。自分自身、甘えを許さない。
数%の可能性を求めるのではなく、100%の結果を残す。そんな戦いをこれからも続けて行こうと思う。
A先生はじめ、病院スタッフの方には、本当にお世話になりました。この二年間、何べん心が折れても、次に向かって行けたのは、皆さんのおかげです。これからも一緒に戦ってください。
家族のみんな、まだまだ闘病は続くけど、これまでと同様に、俺を信じていてください。
今週金曜日、退院します。
【Referer】
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