磐代の 浜松が枝を 引き結び ま幸くあらば また還り見む ※磐代の浜の松の枝を引き結び、無事であったならば再び帰ってきてこれを見よう。 (有間皇子‐640年〜658年。孝徳天皇の皇子。658年、斉明天皇の留守中に蘇我赤兄にそそのかされ謀反を企てるが、裏切られ捕えられる。斉明天皇の行幸先である紀伊まで連行され、藤白坂で絞首刑になる。) 本日の日課から、万葉集の書写が加わった。 お手本の最初のページには有間皇子の歌。 悲しい。皇子の運命に思いを寄せるとあまりにも悲しい。皇子は結んだ『浜松が枝』を再び見ることはなかったんだろうな。 お手本の次のページも有間皇子。 家にあれば 笥に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る ※家にいる時は食器に盛る飯を、草を枕にする旅なので、椎の葉に盛って食べる。 …あぁ、無情。 今日は、このほか、『なるほど!お天気学』読んだり、『すごい「英単語手帳」』読んだりしているよ。『六本木ママの経済学(友岡賛)』は読み終わった。
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