今日は終戦記念日だ。
62年前の今日この日、日本は戦争に敗けた。敗けを認めた。
この戦争に対する評価は、それぞれの環境や思想、立場で違うと思う。
日本にとって世界にとって本当に避けられない戦争だったのか?平和な現代からは史料に基づき想像するほかない。
大叔父は、中国戦線からフィリピンに渡り、死線から生還した。大勢の兵士が死んでいく中、運良く生き延び、米寿を超える歳になった。
お盆には大叔父の話を聞くのが恒例行事で、話を聞くことで、現在の自分の生き方を確かめる機会になっていた。
あの戦争で大勢の人々が傷つき、死んだ。毎日毎日が、いかに生きるのかではなく、いかに死ぬのかを考えなければならなかった時代だった。
今の日本は、直接にテロの恐怖に脅えることなく、地域紛争に巻き込まれる可能性も低い。死を意識せず、明日を夢見れる『平和』に満ち溢れた時代だ。
甲子園球場では、夏の高校野球全国大会の熱戦が繰り広げられ、我が旧湯之谷村では盆野球が行われている。アメリカでもMLBが佳境に入っている。
この平和が世界のどこの国でも享受できるものではないという事実を噛み締め、いつか戦争のない世の中になることを願っている。
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