ハセガは小三と小四、ラブリーは小六時に長男の担任だった。二人とも小学校の色々な行事においてリーダー格で、児童・保護者から絶大な人気と信頼を誇っていた。
そんな二人がこの三月の異動で転勤することになり、その送別会があった。
コンビをこよなく愛する私も当然のように出欠の申し込みをした。長男が卒業する際、ラブリーと【先生が転勤するときの送別会は盛大に送りますからネ〜】などという約束をしていたからだ。
この夜、仕事を定時に切り上げ会場に向かったが、会場では既に宴席に突入状態。さらに、出席者が前年の二倍という主催者発表のとおり、狭い会場の中ではなかなかコンビに近づくことができない。さらにさらに、母親が主体の出席者であるため、若い二人の周りには人垣が二重三重にできあがっていた。
結局、ハセガ、ラブリーとも、万歳が終わり落ち着いたところでやっと話をすることができた。一次会の埋め合わせということで、二次会では三人で歌も歌ってみましたとさ。
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