もはや、地震に次ぐ災害だ。ちょっと降り過ぎ。
帰宅しようとしても、クルマが亀になって動けなくなるし、道路は事故で渋滞しているし、家の入り口には、ドーザーの置いていった雪があって入れなくなっているし・・・。
まだまだ降り続くと、表層雪崩が起きるんじゃないか、とても心配だ。
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ボクのクルマが亀になった。
駐車場には消雪パイプなどの融雪装置はなく、みんなのクルマが雪にすっぽり埋まっていた。ドアノブがどこにあるのか発見するのにも大変な雪だった。
やっとの思いで、運転席に入り込んだ。運転席に座ると、エンジンをかけて、ヒーターのスイッチを入れた。暖機運転をしている間、雪掻き棒で70センチ以上積もっているボディの雪を退けていたが、払っても払っても雪は降り続く。
ようやく、視界を確保できるまで雪掻きができたので、クルマを動かしてみることにした。積雪が多く、当然、D→R→D→Rと前進と後退を繰り返すブランコ漕ぎで出るほかない。
駐車スペースからの脱出は、比較的簡単にできた。ブランコ漕ぎには、ちょっと自信があるから。
ところが、その後が悪かった。
動いた先でクルマの腹の下に雪を抱いてしまったのだ。こうなってしまうと、身動きがとれなくなる。
ボクのクルマは、『亀』となり、大勢の人達の助けを求めなくてはならなくなったのだ。
【Referer】
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