2005年01月10日(月) |
チカのデビュー戦@上越国際ジュニアGS大会
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チカのデビュー戦ということで、上越国際ジュニアGS大会に家族総出で応援に出かけた。マリのときは二人っきりだったので、その頃に比べて我が家のアルペン競技に対する理解も深まったといえる。
チカは、この大会を数日前からとても楽しみにしていた。まるで、旅行にでも行くかの素振りを見せていた。いつもなら午前中のGSで帰ってしまう休日の練習であるが、前日は、なんと午後のSLも滑ってしまったくらいだ。
また、6位以内に入って表彰されたいという具体的な目標があるようで、選手は何人出るのだろうとか、どれくらいで滑れるのだろうかとか、いろいろ聞いてくるようになった。
大会前日、わずか140センチのスキー板に丹念にワックス掛けを施した。さほど影響のあるレベルではないのだが、手抜きを許すことはできない。安いワックスで済まそうとは思っていない。
そして迎えた本番当日。
チカは、12番スタートだった。スタート台に着くまでは余裕の表情だった。だが、やはりデビュー戦である。スタートのやり方さえまともに教えていなかったから、ストックを突く位置がバーの手前側のままスタートしようとしていたので、思わずストックに手を出した。
やがて、電子音とともにバーを切った。
大沢山のコースは、スタートから最初の壁の入り口までは見渡せる。なんとか、転ばずにポールを通過していく。
次の選手がスタート。その次の選手がスタート台に着く。スタート間隔は30秒。
緩斜面にチカらしき姿が見えた。転倒が予想された壁を無事通過したということだ。ここまでくれば、ゴールには辿り着くだろう。良かった。転ばなくて良かった。
レースの結果は、本人の目指していたタイム、順位とは程遠いものだったようで、結構、悔しがっていたようだ。でも、次のレースに出たがっているようなので、今後に期待を繋げる上々のデビュー戦だったといえる。
【Referer】
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