2004年11月14日(日) |
奥只見丸山に例年スキーにいってるけど、地震の影響は?
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> 奥只見丸山に例年スキーにいってるけど、地震の影響は?
・・・という質問について。
奥只見丸山スキー場へ行くためには、あの暗い暗い長いトンネルの奥只見シルバーラインを通っていく。このトンネル、元々は奥只見ダム建設工事のために昭和20年代後半に作られたという古いブツで・・・。その後、昭和39年の新潟地震にも耐え、今回の中越地震に遭遇したということになる。二度の大地震にも崩れ落ちることのなかった耐震性能を誇っている(?)ともいえる。
新潟県の地図を開いてもらうとわかるのだが、奥只見は、小出駅から見ると東方に位置している。よって、例の新潟大学グループ提言の激震ゾーンからも東に逃げている。また、只見川が褶曲し始めるのは、奥只見よりかなり下流の方なので、今後とも震源となる可能性は少ないと勝手に思っている。(故津田教授のプレート理論、懐かしい。)
今回の地震で、長岡市営、小千谷山本山、須原などの長岡〜北魚の主要なスキー場は、大打撃を受け、営業の縮小や休止を余儀なくされている。須原の現場を見てきたが、7月の水害とセットで、もう手がつけられない状態かも。自治体の直営施設なので、廃止を含めた議論がされるのではないかとさえ思ってしまう。
北魚からアルペンの土壌が廃れてしまうのだろうか。非常に寂しい。
さて、奥只見丸山は、大丈夫だと思う。あとは雪だ。
【Referer】
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