2004年08月22日(日) |
深紅の大優勝旗が、白河の関どころか、一気に津軽海峡を渡った。
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そして、駒大苫小牧のベンチ入りした18選手は、すべて道内出身者だと聞く。
大会を通じた主役になるはずだったダルビッシュ率いる東北が敗れ、アテネのゴールドラッシュに影が薄かった甲子園だが、最後の最後にとんでもないドラマが待っていた。
初出場とはいえ、春優勝の済美は、野球どころのチームだ。いくら勢いがあるとはいえ、北海道のチームが勝つとは思っていなかった。フォークチックなあの校歌が決勝でも流れるものと思っていた。
ところが、そういう先入観が、当てはまらなかった。
極論すれば、ある程度の才能を持つ子供というのは、どこにでもいる。それを伸ばすか伸ばさないかは、指導者と親(の懐具合)にかかっているということが実証されたということだ。寒冷地にある、この北海道代表チームの遠征は、実は、プロ野球並み。
駒大苫小牧のようにお金をかけ続けるのは、きっと、新潟県の土壌には存在しないと思うけど。永遠に弱いな越後の国。
【Referer】
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