昨日の朝の出発時、マリが手紙をくれた。手紙を読んで、アルペンやらせて、応援してきて、本当に良かったと思った。
アルペン競技を始めてわずか5年弱。でも、この間のこの子の成長は目を見張るものがある。
本人は親の期待に応えようと必死だった。
親は、期待しすぎちゃいけないと思っていても、どうしても一言ずつ余計に喋ってしまう。本人には辛くなってしまった。
そこそこ伸びているのに、大会で結果が出てこない。長い長いトンネル。
諦めて欲しくなかった。メンタルなスポーツだから、諦めたらお終い。やり遂げる気持ちが大事だから。
今季、練習中からコースアウトをほとんどしなくなった。一本一本、感謝の気持ちを込めて、集中するというクセを身につけた。コーチや練習場となるスキー場のスタッフ、その他いろいろな人に支えられて競技をしていることを理解できるようになった。
全中を決めたとき、私は隠し切れないニコニコ顔だったそうだ。そして、その顔を見るのが嬉しかったそうだ。ずっとずっと私のために滑っていたのかも。そして、この時も私のために滑っていたのかも・・・。
全中は自分のために楽しんで欲しい。これまで頑張ってきたのは、ほかでもない、マリ自身なんだから。
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【Referer】
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