消灯の時間とともに彼の手が伸びた。 耳に、首筋に、頬に彼の唇が触れた。 「いじって欲しかったんやろ?」
親指と中指で摘まれ突き出された乳首は、 人差し指で撫でられ、弾かれた。 「こうやって苛めて欲しかったんやろ?」
ショーツの上からクリトリスをぎゅっと摘まれ、 いつものように優しい愛撫を期待していた私は 突然の感覚に思わず声を漏らしてしまった。
「周りの人にバレてまうぞ・・ええんか?」 目を瞑って懸命に首を振る。
クリトリスは3本の指に犯され続ける。 「こんなに濡らして・・やらしいなぁ。」 ショーツの横から指が滑り込むのを感じた。
アタシの気持ち良いとこを突かれる・・・ いっぱい濡れちゃうとこ突かれちゃう・・・
私の期待とは逆に、 彼の指は優しく愛撫を繰り返すだけ。 上から下へとビラを撫でられる。 「ヌルヌルして良く滑るで。」 穴の周りを擦られ、突付かれる。 「ビチョビチョや・・・恥ずかしくないんか?」
彼の手を掴み、指を私の中に埋めようとする。 入れて欲しい・・・ 早く中に入れて欲しい・・・ いつものように掻き混ぜて欲しい・・
「我慢できんくなったんか?」 私は黙って首を縦に振る。 彼は性器の表面だけを撫で続ける。 「いつもみたいにオネダリせなあかん。」 「昨日みたいにいやらしいこと言うてみ。」
寝静まった車内で繰り返される言葉攻めに、 恥ずかしくて逃げ出したくなる。 ねちねちと繰り返される指攻めに、 脳がとろけてしまいそうになる。
長時間かけて私がいつもの私になれた頃、 ご褒美としてペニスを挿入してもらえた。
今夜は懐かしい夢を見た。 当時の彼と夜行バスで旅行に出た時の夢。 あの時の感触はきっと一生忘れないと思う。
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