中村うさぎさんが隔週くらいの薄い女性雑誌にエッセイを載せてるのをたまに思い出すと読むんだけど今号にあたるかそれとも前回くらいかに『一見まともに見えるのにどこか薄気味悪くなるような違和感を感じる人』のことを話題にしていてどきりとした。 自分がおそらくそうだからだ。 ただそんなでももう二十年以上生きているのでそれらしく擬態することをいくらか憶えて学習しているからか自分がただの物まねののっぺりとした心でいて、他人から期待されるものと大分違っている様だと薄ぼんやりとながら分るようになってぞっとするようになっている。
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