2005年06月17日(金)
…にはされてませんよ。
今日は、スーツで大学に登校。 なぜかというと、授業に出たあと、出身中学に行って教育実習地の開拓をするためです。 要するに「この中学校で教育実習をさせてください」ってお願いしに行くんですね。
一限は国語科教育法。 10分遅刻で欠席扱いなのですが、間に合うギリギリの時間に家を出たら電車が遅れて明らかに遅刻!(=欠席) ひぃぃ!嫌だ!P姉にメールして、電車の遅れの旨を先生に伝えてもらいました。そしたらどうにかセーフ。良かったぁ。 んで、教室に駆け込む頃にはもう汗だく。スーツ、上着来てると暑いっす。 サラリーマンはいつも背広で大変そうだ…と改めて実感。 授業内容は、受講者のうちひとりが模擬授業をし、他の人は生徒役。 50分くらいの模擬授業のあと、みんなと先生により、感想発表タイム。 「プリントを作るのはいいが、設問はわかりやすくするべき。あと、問題の答えは板書した方が良い」 「漢字の書き順は正しくしないと。先生なんだから!」 などなど。なかなかキビシくツッコむ人もいて、冷や冷やする。自分の模擬授業の番が怖いよぅ。 てか、先生役は自分と同じ三年生。みんなしっかり授業をこなしてる。自分は自信ないよ…。自信持つ努力をしなきゃ。
二限は古語の授業。 みんなで百人一首をしました。なつかしーー! 中学の時に、百人一首大会ってのがあって、白熱したものです。 上の句と下の句を必死に覚えて、取り札の配置も目を皿のようにして覚えて…。 一時は80句くらい覚えたかなぁ?それが、今となっては ★「うかりける…」「はげしかれとは…」(うっかりハゲ) ★「みよしのの…」「ふるさと寒く…」(みよちゃんのふるさと) ★「きりぎりす…」「ころもかたしき…」 …くらいしか覚えてない。悔しい。 今回の授業では札の種類がありました。 ひとつは普及している活字版。 もうひとつは絵が描いてあって筆の流れるような字で書いてあるやつ。 そして北海道でよく使われているという木の札。 活字版以外は、字が読めねぇ!!例え上の句と下の句を覚えていても、札の場所がわかりません(笑) あーまた百人一首覚えてやりたいなぁ。
さてさて、久々にやってきましたマイ母校! 職員玄関から入りましたら…「氏名、来校時間、退校時間、来校理由を用紙に書き、入校証を首からかけてください」 …ウワァ…物騒な世の中になったモンだ。 その通りにして、いざ校舎の中へ入ります。 「こんにちはー!」 生徒に挨拶されました。スーツだったから先生だと思ったのかな? いやぁーーー……………可愛いねv
3人くらい知ってる先生がいました。 ひとりは中1の時の担任。そして演劇部顧問だった40代くらいの女の先生。 当時やっていた劇で、小道具に使った動物のサイの絵の描かれた旗を描いてくれました。 キャピキャピした天然娘の役の先輩が、その小道具を使うのです。 「ほらぁーー。見て!あたし、サイの絵の旗を作ったの★☆」みたいな台詞の後に。 ばーーーん。超リアルなサイ。渋めの色合い。 部員一同、それを見て絶句。みんな心の中で「いや、確かに上手いけど、先生、もうちょっと役柄を考えて…」と思っていたに違いない。 まぁなんだかんだでいい先生です。挨拶したらちゃんと覚えててくれました。国語の主任なんだって。でも来年はいないみたい…。 次。英語の先生。thの発音を「舌を出して!」と力説し、「is am areはbe動詞〜♪」という歌を教えていた人。 挨拶して、名乗ったが、キョトンとした顔をされた。覚えてないかぁ。 三人目の家庭科の先生にいたっては会釈のみ。ぜったい覚えてないぽい。ちぇ。 でも、先生も大変だよね。生徒の名前覚えんの。うーん。。。私もニガテ。
で、教育実習担当の先生(知らない先生)と話し、書類を書く。 教育実習を受ける条件は、ふたつあるらしい。 一つ、本校の卒業生であること。 二つ、教師になる意志があること。 なんとなく資格が欲しいだけではどこの学校も実習を受けさせてくれないようだ。 「はい、教師になりたいです」と答える自分に少し違和感を覚える。 だいたい、今いる教師だって、もちろん昔からの夢を叶えて先生になった人もいれば、他の職種に就いて、合わなくて転職して、今に至る人だっているはず。 後者にだって素晴らしい先生はたくさんいる。 だったら、今から教職を取る人たちにも、将来の選択肢を増やすという意味で、資格だけ取りたい人にもチャンスを与えてもいいのにって思う。 とか言ってると実習希望者が多くなりすぎて学校側も大変みたいね。 だけど、ホントに将来がよく見えない私にとって、「教師になる」発言は嘘であるような気がして、ちょっとやだな。 嘘から出た誠になっちゃえばいいんだけどね。世間もそんなに甘くないし。 とにかく「教師になる」と言わなければ実習は受けられないので、言います。 今の所来年度の実習希望者は私のみですって。たぶん大丈夫でしょうって。 一教科に3人希望者がいるとマズイんだって。今からガーっと増えることはあるのかなぁ? 実習者が私だけってのも微妙だし……。あぶれても微妙だし…あぁ複雑。 早くOKもらえないかな。 プロポーズして、「うん、すきだよ。でも答えはちょっと待って」って言われてるような気分。 …実際にそんな場面に陥ったことはないけどね(笑)
うわーーーーー長い、今日の日記。
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