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■ 弱き心に潜む闇
とあるドラマを観ていた。
言葉巧みに人の弱い部分につけ入り、その弱き心を利用して相手を意のままに動かそうとするという卑劣なやり方を良しとする魔術の話し。 連載ものだったし、好きな俳優さんが出演していたし、語学の勉強にもなると思い観ていたけど、ここ(18話)にきて、観るのが嫌になってしまった。
弱くない人なんていないと私は思うんです。 多かれ少なかれどこかに弱い部分はあって、その弱さと折り合いをつけながら日々どうにか過ごしていっているんだろうと。 後ろめたい自分から逃れたくて、正しくありたい、強くありたい、潔白でありたい...そう思いながら、そうあれるように、自分と戦いながら生きているんです。 だから、その弱さにつけ込んで利益を得るような人の事が許せない。
いや、その人もまた、心の奥深くに抱える闇があるのかも知れません。 その暗く冷たい闇の部分を正当化したくて、自分だけが闇を抱えているわけではない、他者も同類だと思いたいのかもしれません。
仮にそうであったとして、真っ当に生きている人を巻き込んで良いのでしょうか? いやそんなことありません。 というより、他者を巻き込んではなりません。 負の感情から生まれるものに未来はないのです。 負のスパイラルを断ち切る事が出来るのは自分だけ。 弱さと向き合い、自分を癒して乗り越えてこそ明るい未来が見えてくるんです。
何を偉そうに....そう思われるかもしれませんね。 実際私も、過去のしがらみから10年以上解放されなかったのですから、そう思われても仕方がありません。
だけど、これだけは言えます。
他人を恨んだ事は一度もありません。 誰かを陥れようともくろんだ事も。 ましてや、同じ目に合わせようとか、弱さにつけ込もうとか思ったことも一切ないです。
書けば書くだけ言い訳になりそうなのでこれ以上書かないけど。
私は、弱い私を受け入れてくれたあの人のように、弱いままでも良いのだと教えてくれたあの人のように、1人でも多くの人を助けたいだけです。 自分と向き合うことの大切さを伝えて、心の闇を手放す、弱い心を乗り越えていく手助けをしていきたいんです。
2019年05月23日(木)
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