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■ クリスマスの夜に
今まではKに助けてもらっていたけど随分前に一つになったので今は一人で立っている。
一人で立つ事の難しさを知らなかったわけじゃないけど、精神的な支えがない状況で前に歩いて行くには今の状況はかなりシンドイ。
無理して前を向くつもりはないけど、どうやって向き合っていいかも分からない。
そう、誰かに話せばいい。 この何とも言い難いこの感情を。 でも話せる相手が居ない。
この一週間は手触りの優しいフリース素材のブランケットに助けられている。 あのふわふわの柔らかさが私に安心を届けてくれる。
仕事をしている時は考える余地もなくて平然として居られるのだけど、一人になると急に気持ちが重くなって、心の中に姿の見えない大きな石が落ちてくる。
私はまだ一度も泣けていない。 泣かなくてはいけないという事もないのだろうけど、未だ哀しみ(悲しみ)と喪失感を実感できていない。
本当は、傍に行って抱きしめて、思いっきり声を上げて共に泣き叫びたいと思っている。
このままでは良くない。 いつかどこかで思い切り感情を出さなくてはならない。
首の皮一枚で繋がっている【自分】を、またあの頃の様に闇に堕ちてしまわないように繋ぎ止めなくては。
私を救えるのは私だけ。 そう。 他の誰でもない。
そして君も一緒に救いあげる。 けして残しては行かない。
2017年12月24日(日)
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