空のむこうにみえたもの
美空:misora



 

小説を読み終わった。
感想は・・・・すっきりせずって感じ。
というか、え?ここで終わりなの?と思った。
辻 仁成さんの書いた方を早く読んでみたい。
読むとすっきりするらしいしいから。
最後まで読み終わるとやはり引っかかる言葉に出合った。
「人の居場所なんてね、誰かの胸の中にしかないのよ」
老婆がアオイに向かってつぶやいた言葉。
これを見た時にちょっとハッとした。
私は以前こんな詩を書いている。
「本当の私は何処へ行けばいい?あなたの胸じゃなかったの?」と。
やっぱり誰かの胸の中にしか居場所は見出せないのだろうか?
そう思うとちょっと悲しかった。

私が、登場人物の中で一番好きだったのはマーヴことマーヴィンだ。
なぜかとても懐かしい感じがした。
今にして思えば、ゆっくり流れる時間が愛しかった。
傍にいてあんなに安心したことはない。
心の窓を全開にできた人・・・そんな人だった。

人には役割というものがあると思う。
自分がやるべき事が。
今は何だろう?
外へ出て新しい空気を吸って、目に飛び込んでくるモノに関心を向けて
おおらかに毎日を生きていくことだろうか?
本を読む時間が増えるという事は確かにいい。
何かを考える時間があればちょっと楽になる。
やっぱり私は考える人らしい。


2001年12月21日(金)
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