一昨日、ヒノヒカリ圃場に猪侵入。1mくらいの踏み倒し跡サークルを作り、圃場の中のあちらこちらに足跡を残していった。 電柵の電線の たるみが 3個所。120cmの金網の一番上まで届いた土汚れが4箇所。
猪侵入の状況を分析すれば
行動しているのは親子ズレ。侵入したのは子どもの猪1頭。親のでかい奴は、金網に足をかけて 圃場 を覗いてはいるが侵入はしていない。
子ども猪は電柵をものともせず ひょいと侵入して 圃場の中で走り回って出て行った。したがって食害あとは少なく、畦の掘り起こしで少し遊んだ跡を残している。
と被害状況を分析して、対策にとりかかる。電柵の侵入個所のラインを草刈。そこに電柵を二重に設置、電源を取り付け。夜になってから 連続通電 にしておく。 私の手持ちの電柵電源は5つ。既に5つ全て使っていたのだが、もっとも侵入しないだろう個所に設置している電源を外して、侵入個所に設置する。 学習している猪は、電線が設置されているのを認識して、通電していなかっても侵入しない場合がある。だが、設置間際で まだ 学習していない時に 夜間通電モード にしておくと、明るくなって通電が切れた時に侵入するときがある。だから バッテリー を長持ちさせるためもあり、夜 暗くなってから連続通電モードに設定して、朝早くに見回って結果確認してからモード切り替えをするのだ。
地域の稲作農家の方々は、金網防御ラインを設置して、そこが破られたら、金網の外に電柵の電線を設置する方法を取り出した。これだと、猪が侵入しようと金網に近づいた時、確実に 電線 に触れて 電気ショック がドーーーーーン とくるから 防御の効果が格段に増すようだ。
だが、ここで侵入を阻止された 猪(親のデカイヤツ)は、餌場を求めて次の圃場(無防備)にお出ましとなる。この四五日の被害状況をつぶさに観察していると、この 親 が侵入した圃場は一晩で5mくらいの踏み倒しサークルを残していく。 農業共済組合でセンサーカメラを設置して観察した状況では、かなりでかい猪が夜毎夜毎徘徊しているとのことだ。
取入れまであと3週間、毎朝、圃場回りで一喜一憂。 昨夜は、電源を外した圃場も、追加対策を施した圃場も、ともに侵入 なし。あと二十日かあ
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