2013年12月26日(木) |
鳴かぬなら 泣きに泣きますホトトギス |
ネットを見てたら、スケーターの織田信成選手が引退を表明した時に詠んだ句が紹介されている。それをみて彼らしい表現だなあと関心した。
試合中にスケート靴の紐が切れるというトラブルがあったことを思い出すが、天下取りを目前に命を落とした信長とは行かないまでも、大事なところでの失敗も お血筋 なのかと句を読んでの感想に重なるばかり。
スケートといえば、クルクル回る女の子が人気のようだ。キラキラ光るゴールドを首にかけることを期待するむきがおおそうだが、マスゴミの煽りだけだったと失望しないよう、私などは感じてしまう。
この女の子。スポーツ的資質には恵まれ、それを賞賛する声が多いようだ。だが、小さい頃から注目されていたことが、頂点を極めること だけが 宿命としてあると思われるスポーツという世界において、さてどうだったんだろうと過去形。
注目され、滑るたびに高得点をたたき出すのはよいが、それが、基本的基礎技術を踏まえるということを なおざり とする原因となっていたのでは。 頂点を極める大事な時に、その欠点がでてしまい、涙したって時計は巻き戻せない。
それがわかってこの3年間修正に取り組んだ様子で、その成果は ある程度 出ている様子。スケートの技術的な面は分からないままに、感じたことを表現すれば、地道に反復練習さえやれば修正できるところはあるのだろう。 だが、ジャンプという要素はどうなんだろう。硬い氷の上に、不安定なスケート靴で着氷する。若い時は良いが、加齢による体へのダメージはどれほどのものなのか。反復練習で OK となるほど アクロバットスケート は甘くない と素人ながら思うのだ。ましてや彼女 キムヨナ のように太くない。
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