一色達夫の日記

2012年10月02日(火) ヒノヒカリ刈り取り 佳境に入る

夜のうちに また 雨が降ったようだ。この地域の水稲作付けにおける主品種である ヒノヒカリ は既に刈り取り適期をむかえているのに、これでは さあ今日は稲刈りだ と意気込むわけにはいかないようだ。

が、我が家ではそうも言ってられない。早めに仕事に取り掛からないと、何時までたっても収穫が終わらないこととなる。午前中一つ仕事を済ませ、圃場に出動したままとなっているコンバインの修理を少し。カッター部のギヤーの取り付けボルトが脱落し、キーが抜け落ちた 応急処置 は、ねじくぎをキーの長さに切り、W停めになっている他の個所のナットを一つ使ってのケア。
昨日のうちにキーは入ってナットは確保できたていたが、座金が無くて修理の仕上げはまだのまま はは お母さん。

そうこうしている間に、太陽が顔を出し昨夜来の雨による稲穂の露も昇天めしますマリヤさま。

コンバインが唸りを上げ、収穫祭の幕開けだア。稲作文化は日本人の心そのものだ。こころあるもの米を食え。

今日の圃場は、私が作付けする中でも一番条件が悪くてしかも出来も悪いところ。収量を確保するため、いろいろ試してみたいとは思いつつも、其のとき其のときで手間を掛けられず、収穫時期まで来て「おお今年も反5俵あるなしか」などと ため息。

今日は48a刈り取り予定で取り掛かった作業だが、18時西の空に綺麗な夕日を創って沈み行く太陽を愛でつつ コンバインのエンジンキーを抜く。
天気が続くかぎり、連日の刈り取り作業となる初日。そう齷齪することもなし。仕事の出来だか35aでした。


 < 過去  INDEX  未来 >


一色達夫 [MAIL] [HOMEPAGE]