一色達夫の日記

2012年09月26日(水) 人と猪 どっちが学習能力高い。

ヒノヒカリがいよいよ実りだした。出穂から今日で33日、近くでは早々と刈り取り作業をしているのを見かけた。さあ、我が家のヒノヒカリもそろそろ刈り取りだ。
電気牧柵の周辺では、日に日にイノシシの足跡が増えている。一箇所、電気牧柵のガイシに泥が摺り付いているのを見る。イノシシが学習して圃場に飛び込むのが先か、はたまた無事に取り入れるのが先か、毎日毎日安堵と心配が交互に出てくる。
民自党あべこべ昔の名前で出ています。相変わらずの魑魅魍魎の跋扈の体。
地域の方々にイノシシが出没しだすと、お百姓さん同士の会話にはイノシシ情報の交換が出てくる。被害が出だしてからもうかれこれ10年にもなろうか。だのに、毎年毎年やられてばかりを繰り返す。

イノシシの生態を観察していると、時間が経過することで学習していることが読み取れる。さて、それに対応する人の行動を(悪いけど)観察していると、なかなか興味深いことが多い。
百姓仕事は毎年同じことを繰り返しながも、経験によって必ず押さえておく仕事と手抜き部分を考え、工夫を加えてその結果をまた来年に生かすことだと思うのだが。人それぞれ、その行動パターンも違うから・・・


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