一色達夫の日記

2011年08月29日(月) ヒノヒカリ猪対策四日目

26日より取り掛かった「ヒノヒカリ」猪対策作業も今日で四日目。
猪被害の出る地域での稲作も、今年でもう7年目くらいになるが、この3年で作付け面積が増えているので、毎年新たな対策が必要となっている。
昨年は「コシヒカリ」を取り入れてから、使っていた電気牧柵機を「ヒノヒカリ」圃場に移せばよかった。なので手持ちの電気牧柵機は3セットでよかったが、今年は「あきたこまち」を作り出したのでセットが足りなくなった。

そこで2セット買い増しした費用が15万円也。それでも足りなくて どうしたものか 思案投げ首の百姓一人。

そろそろ被害が出そうな「ヒノヒカリ」圃場の傾向と対策。
穂が出て熟れ始める9月7日を境に、圃場内での猪の活動が活発化し稲の踏み倒しが出てくる。その前にどう対策を取っておくか。

進入経路の距離を測り、そこに設置する防止器具の値段はどれくらいか。後の維持管理の手間と防護効果も考える。
そこで今年は一枚410円のワイヤメッシュの設置選択が多くなる。
防護効果と後の維持管理。来年以降への投資効果も推し量っての選択。

朝から共同水源の水当番をこなしながら、夕方6時半までかかって45枚約90mの設置作業。
やぶ蚊からは電池式蚊取り機が守ってくれる。とぐろを巻いていた マムシ 一匹は無視。
日も暮れてから見回った「あきたこまち」圃場の中には既に一頭の猪。ワ と声を出したら電気牧柵機を突っ切って逃げていったが、 さて 人がいなくなったらまたのご来駕か・・・・。


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