2005年07月17日(日) |
道の駅 リポート「今治湯ノ浦温泉」 |
6月議会最終日に(仮称)古川水辺公園に併設するとした「道の駅」の構想図面が示された。 水辺公園を含めた建設費用の概算は35億円とのこと。 以前からこの構想は示され、先行投資として古川の用水路への水利権(?)保証費用が既に支払われている。
この計画、予定年度は未決定だが今回構想図が示されたところから、議会人としては(この方面の)勉強をしておく必要が生じてきた。
今日は今治での用件を済ませた後、途中にある「道の駅 今治湯ノ浦温泉」に寄り道して、その状況をそれなりの目で視察してみた。 ちなみに、私がこの道の駅を訪れるのは今回が初めてである。
他地域行政体の仕事をとやかく言うのは、何処でどう廻って跳ね返りがくるか分からないので、政治家はやらない方が得策であることは承知している。けれど、一利用者の意見としてその行政体が今後の参考とする技量があるかどうか、それとも(たかだか一政治家のHP)捨て置くだけかどうか、をリサーチしてみるのも一興ではある。
トイレ前に設置された案内板に書かれた事をはしょって書いて見れば
平成10年4月17日「道の駅」登録 休憩、情報発信、地域連携の3つの機能を設置 地域振興施設を今治市、駐車場を国土交通省が設置 なるほど。 西条市議会でこの事が話題に上った時、「道の駅は補助率が良い」というような事を小耳にはさんだのだが、こういう事なのかと感じる。
感じた事 ・トイレは綺麗。私が入った時も、掃除管理人が仕事をしている。 ・ショッピングコーナーは?。案内パンフレットには「地場産品を中心に四国各地の特産品をはじめ、老舗が創り出した限定商品。独自開発したメニューでの特産品をご用意して皆様をお迎え致します。」と書かれているが、「四国各地の特産品を中心に地場産品を少々」と書き替えるのが正確なところだろう。 出来て5年もすれば、売れ筋の食品を中心に日持ちのする品揃えになってくるのだろうかと感じた。また、近くには桜井漆器の専門店やタオル美術館があることなどからの品揃えかとも推察する。 ・フードコーナーは有るが、食べなかったので評価は出来ない。 ・4車線の今治方面行きの車線側に施設は設置されているのだが、反対車線からの入りはどんなのだろうか。私は今治市内からの帰りに意図を持ているから寄り道したけれど。 ・入り口近くのパンフレットコーナーに、「ぶらり西条旅り(西条市観光協会発行)」が置かれていたことには嬉しくなる。
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各地の「道の駅」の管理運営状況を見て廻れば、それなりに面白いリポートができそうだ。 辛口リポートばかりだと「残念」だが、設置に当たっての事前リサーチや、管理運営がしっかりしている所もそれなりに有りそうな気がする。
今日の一ヶ所だけの感想だが、季節や曜日に左右される観光客相手のこのような施設は、よっぽどの魅力が無いと、行政の補助無しでは独立採算を計るのは難しいと感じる。
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