一色達夫の日記

2005年06月05日(日) 河原津立て干し網 禁煙講演会

「合併記念西条市立て干し網」と銘打たれた催しに出かける。場所は私の自宅からは一番遠い旧東予市の河原津海岸。
旧西条市には自然海岸が無くなっているので、新市における立て干し網は物珍しい催しである。
13時からの開始に間に合うようにゆとりを持って12時10分には家を出たのだが、会場に到着したのは13時半にもなっていただろうか。この前、有料道路を使って道前育成園まで35分で行けたから、これぐらいで行けるだろうと思っていたのだが、途中の三津屋あたりから国道196号が渋滞しており、30分近くのノロノロ運転に加えて駐車場から会場までの徒歩が長く、疲れ果てての到着と相成った。

海は人人人でごった返している。係員に聞いてみると、例年4千から6千くらいの入場者なのに、今年は7〜8千もいるでしょうか、とのことだった。この催しに関しては合併による広域宣伝効果が入場者増しにつながっているようだ。
この入場者増しを今後どのように定着させていくかについては、関係者が知恵を出すだろう。
海は、生命が誕生した神秘なる場所。だから人間は海に回帰するのだろうか。普段雑踏は好きではないのに、何だか機嫌が良い自分を見つめてそんな事を思っている。

市職員はじめスタッフは晴天の中働いている。が、一つ気になるのは、雑踏の中で平気で喫煙する者が見られたこと。

続いて西条市総合文化会館小ホールで開催の「禁煙講演会」に向かう。
13時半の開始で15時終了予定の講演会。ラスト30分ほどの部分しか聴けなかったのだが、講師の話はタバコの害を再認識するに十分な内容だった。
3日に聞いた講演とは大違いだった。
そう感じるのは
・聴衆に対して内容が分かりやすく伝わるよう、知恵を出していることが随所に見受けられる事。
・時にユーモアを交え、決して高ぶらず、恐怖ばかりを強調するような内容ではない話術。
・講演者の行為が、職業を通して社会に貢献しようとの崇高な理念に基づいていると理解できる。
・任意団体による自前の社会貢献活動の一環であること。

私が「公共施設における禁煙について」質問したのは2000年の12月議会。
健康増進法が出来たおかげで、禁煙後進地西条も少しはましになりつつある。この講演を聞いたのを機会に、質問をしたい心境になった。
庁舎内にタバコの自動販売機が(いまだに)設置されているのなどは、なんとも恐ろしい状況ですからね。


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