2002年07月30日(火) |
話の前提が崩れたら意味を成さない |
昼過ぎ、ご婦人から電話がかかった。 その方は、西条でも名のある企業の女性経営者であり、これまでに数度顔をあわせたことはあるが、親しく言葉を交わしたことも無かったので、名前を聞いて正直慌ててしまった。 要件は自治体合併についての問い合わせだった。 内容は、西条市の将来について話し合うための100人規模の会に欠かさず出席しています。そこで色々意見も聞いたり自分の思う事を言ったりしているのだけど、 西条市が合併するとなったら様々なことが変わってしまうので、西条市の今の枠組を前提とした話をしても何の意味も成さないでしょう。 会に出席している方々に聞いても、曖昧な答えで要領を得ない。私は合併するなら企業合併と同じでスケールメリットのある新居浜と進めれば良いと思い、新居浜の市議会議員に聞いてみた。その人は「西条が進めている2市2町は西条市民にとってメリットは無い。運動の持って行き方次第では崩れますよ。」と言ってました。 いったいどうなっているんです。西条の方針は誰が何時決めたんですか。
この電話は30分も続いた。 でた結論は、自治体合併だけが行政主導で進行しているけれど、住民組織のどれ一つをとっても合併を前提とした準備は出来ていない。その枠組は関わり合いのあるそれぞれの組織が、自分達で話し合って決めていくべきものだということ。 そのため、合併の内容をもっと知る必要があるということ。 それも、合併を進める人と反対する人、両方の意見を一緒に聞く必要があること。 女性団体でも勉強する必要がありますねえ。合併に異議を唱える方は一色さんで良いとして、進めている市議会議員さん紹介して下さいとおっしゃった。 とっさに名前が浮かんで来なかったので、それなら合併対策室職員が良いですよと答えて電話を切った。 この他にも合併に関する問い合わせが2件。こんな事今日が初めてだ。 自治体合併を自分の事として考え始めた方々が増えて来だしたのだろうか。
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