一色達夫の日記

2002年07月13日(土) 平成市議の会 松山研修へ参加

10時より西条市など8団体共催による「西条市栄典受賞者祝賀会」に出席。
今年の対象者は9名と平年よりも多くて、したがって文化会館大ホール1階があらかた一杯となる参加者だった。
市長・議長の挨拶のあと、共催団体代表よりの祝辞があったが、その中で、点訳奉仕会代表のご婦人が、ボランティアという名もまだ無い時代からの奉仕作業について、とつとつと説明されたのが印象深かった。
私が30歳前後の頃は、西条市における各種ボランティア活動の創造期だったのだろう。その当時この団体とも少なからず関わりを持った経験から、よけいにそう思ったのだろう。
11時祝賀会は終了し、続いて祝宴に移ったが遠慮させてもらい、西条市議5名で自動車2台に分乗し松山へ。
本日1時より松山市内のホテルにて「愛媛平成市議の会」研修会。
この会は平成の時代になってから市議となった愛媛県内12市の市議で結成されており、1996年に発足、会員数80名。今回の松山での研修は第13回となり参加者41名。西条からは会員8名中6名の参加。他の市に比べても、参加率は良い方です。
総会が1時間。活動報告と予算決算を承認。新役員選出。
2時から今回の研修の目玉である「日本再生への道 これからの経済政策はいかにあるべきか」と題した衆議院議員 塩崎恭久氏の講演となる。
流石、政策新人類と賞され注目を集めているだけあって、話によどみが無く、現状分析から処方箋までにいたる1時半の講演は、聞き飽きることが無かった。
続いて質問。西条市議2名が計4つの質問をする。塩崎氏の思考がよく分かった。
4時から3つの分科会に分かれて、事前に設定された各テーマについてデスカッション。私は、「東京杉並区の環境目的税について」がテーマの分科会に参加。
松山市議が入手していた資料が提示され、地域戦略としての目的税の有り様を考えるのにこれから重要になると感じ、興味深い分科会への参加となった。
5時半から懇親会。参加者は24名と少数となったが、是非に話をしておきたい他市の市議がいてくれて、7時のお開きが恨めしく感じた。
他市の市議の生の声を聞いてみると、中予地域での合併はあまり進みそうに無いと感じた。
いまだに地域住民の多くが納得する枠組みが決まらないのだから、期限内合併が出来る訳がないだろう。ただし、合併特例法の期限が延長となったら別だが。

今週は5日間が研修だった。こんなに続く事もまれだが、西に東に駆け回り、多くの事が得られた週となった。


 < 過去  INDEX  未来 >


一色達夫 [MAIL] [HOMEPAGE]