一色達夫の日記

2002年05月03日(金) 大保木地区合併地域懇談会参加

昨日5月2日、大保木地区合併地域懇談会に参加した。通算3地区目。私は2回目
の出席となる。地区の公民館に地域住民約35名の参加。市側の出席者は市長・助役・収入役・教育長・消防長・各部長5名と対策室の3名。
市長のお膝元での会だけに顔見知りばかりのようで、終始和やかな雰囲気のもとでの懇談会であった。前回の市之川と同様に市長の話20分。対策室長の説明が10分。あと地域住民の意見を聞くこととなる。
兎之山からの参加者より、各自治体の財政状態などかなり踏み込んだ質問が出る。答えは主に市長。答えを聞いていてオヤと思う部分がある。例えば「地域審議会」。それと特例債を使って不況対策とするとの話。
合併による中央部と周辺部の格差是正のため「地域審議会」を設置して対策に当たると市之川でも答えたが、2市2町の合併となった場合でもこの会は多分西条地区には出来ない。宇摩地域の場合は任意協議会の中で土居と新宮に設置となっている。それを持ち出して住民に答えることの疑問。
464億あると吹聴する特例債は不況対策とはならない。使い方が合併にともない出てきた事業に限定されているし、新自治体の起債制限比率と国の財政の関係から限度額いっぱいの仕事ができる保証は何処にも無い。それに特例債の借金によって他の事業にどのようなしわ寄せがくるかも検討されていない。宇摩の場合は職員と特別職の削減によってこの借金がまかなえると住民に説明しているが、その減った職員でこの仕事をこなさなからばならない事を理解しているのだろうか。私の感じとしては、職員は合併後10年はこの仕事をやっつけることに忙殺されると見ている。その事業のあと交付税が減額されたとき、どのような町が出来上がっているというのだろうか。
その部分を住民に問わないでおいて、はたして良い合併が成し遂げられるのだろうか。市長の説明を聞いていて合併に対する疑問が私の中で大きく膨らんでくる。
地域住民からの「合併のメリット・デメリットを詳しく標して欲しい」との声は重要だと思う。今のところ市側からデメリットの部分は何ら標されていないのだから。
深夜、ホームページの修正。娘の手助けを受け「掲示板」が出来上がった。
愛媛県内の議員のページを見て回る、リンクでもって初めて覗くものばかいが出てきて、新鮮な感動を覚えた。振り返って自分のページは・・・。これも実力。これから更新して行くのみです。
5月3日朝、新聞を見て、昨日西条市議会内で第一回の「合併対策特別委員会」が開かれた事を知る。市議会議員として唖然とする。これまでは委員でない議員にも参考として開催日程をFAXする事となっていたのに今回は無かった。?
今日は16回目の結婚記念日。恒例となっている丹原町「ショーエー祭り」に出かける。今年のお供は一番下の娘一人。上の二人はそれぞれ自分の予定を優先。
活動報告11号が印刷上がってきた。さて農繁期の忙しくなる前に配らないといけない。忙しくなる。


 < 過去  INDEX  未来 >


一色達夫 [MAIL] [HOMEPAGE]