2002年04月30日(火) |
市之川合併問題地域懇談会への参加 |
西条市の当面の重要課題である市町村合併について住民の意見を聞くための懇談会が始まった。最初は4月26日に加茂公民館であったのだが行けなかったので今日の2回目の地域懇談会が初めての参加となる。 地域の集会所に住民15名の参加。西条市からは市長・助役・収入役・教育長それと合併対策室の3名。市長の20分の話のあと。対策室長の10分の話。あと住民からの意見を求める。合併についての住民からの質問は、市役所の位置。合併後の市の名称。水の問題等。この話も早々に地元からの公共事業への要望が数多く聞かれる。住民福祉についての要望も多数聞かれた。 限られた情報しかない住民にとっては、合併などはあまり関心が無いのだろうか。それとも聞くべき項目が見つからないのだろうか。この際、市側にお願いしておこうとの雰囲気に終始した懇談会であった。 市側には、合併についての数あるデメリットの部分を言わずに、最初に合併ありきで誘導しようとの意図がありありとうかがえる。これではいい合併にはならない。 住民にとっては、閉塞状況に陥った社会が、合併によって良くなるように刷り込まれていると感じてしまった。何の根拠も標されていないのに、雰囲気に流されることの怖さをあらためて感じてまう。 地元要望に終始した地域懇談会だったが、これも市民の要望なのだからあたら疎かには出来ない事項なのだろう。 あと10カ所で開催予定の地域懇談会には極力参加しようと思っている。 最後の決断は私たち25名の市議会議員の意志に掛かっているのだから。
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