華のエレヂィ。〜elegy of various women 〜 | ||
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2002年05月09日(木) 初めての風俗。 その2 |
<前号より続く> 「クミ」は隠し切れない照れ笑いを浮かべ、 まず「トイレはいいですか?」と俺に尋ねる。 「じゃ、先に」と、緊張から近くなっていた俺はトイレに入る。 改めてクミと部屋に入る。 思ったより狭く、薄暗い照明の部屋。 結構、暖房が効いている。 簡単なベッドには何枚もバスタオルが敷いてある。 その側面には二人の全身が映るほどの大きな鏡が一枚。 「俺、初めてだよ・・・」などと分かり切った事をつい話す俺。 引退する日に、最後の客になるからな、と宣言してから数週間。 俺は柄にも無く、やけに緊張している。 クミにも当然伝わっているようだ。 「今日はいつも通りやって」とクミにリクエストした。 最後だから、知り合いだから・・・といった手心は加えて欲しくない。 今日ばかりは友達でない。風俗店に来た「客」なのだ。 クミはきちんと心得ている。 客に対して、しっかりと敬語で話し掛けてくる。 「じゃ、シャワー浴びますから、服掛けますね」 俺の後ろに回ったクミは、上着から丁寧に脱がせてくれる。 実は景子とは一度だけSexしたことがある。 うちで昼寝しに来たとき、あまりの景子の寝顔の可愛さに 添い寝していた俺は頬に、唇にとKissをした。 気が付いた景子は微かに煙草の匂いがする唇を重ねあわせ、舌を差し込んできた。 舌を絡ませるうち、どちらともなく掛け布団をめくり、二人で肢体を絡ませ合った。 俺は景子の柔らかい乳房を大きく揉み、肉付きの良い腰を、尻を撫でる。 熱い吐息を漏らした景子の下着の中に指を差し込む。 俺の指先には、景子の濃く熱い愛液が絡みついた。 景子が欲しくてたまらなくなった俺は、さらに激しく前後左右に指先を滑らせた。 景子も喘ぐ中、しがみつき俺を求めてくれた・・・ たった一度のSex。しかし俺と景子の友情にひびすら入ることなかった。 次に会う時も今まで通りの関係を保った。俺も初めて経験する関係だった。 しかし、同じ女でも今宵はクミなのだ。 あの時とは明らかに違う緊張感。 シャワールーム。 ちょっぴり堅苦しい会話を交わしつつ、俺の肌をボディソープで優しく洗い流してくれる。 相変わらずな照れ笑いを浮かべつつ、プロの技を披露してくれた。 身体の洗い方ひとつとっても、きちんと彼女なりのテクニックがあった。 さすがに指名率の高い女だ。思わず俺自身が激しく反応する。 ベッドに入ると俺は「クミを攻めたい」と頼み、受身から始めた。 恥ずかしそうに仰向けに横たわるクミ。 一度合わせた肌なのに、俺も照れてしまう。正視できない。 寝てもしっかり存在がわかる乳房。しっとりとした餅肌。 広い骨盤。薄めのヘア。無意識に内股になる脚。 俺はクミの左側に添い寝し、右手で乳房を揉み、首筋に唇を這わせた。 クミは時折仰け反るものの、声は出さない。 外に聞こえると店員に覗かれるからか。 熱く濡れたクミ自身に、俺は指を2本差し込んだ。 指の腹で奥を突くと、大きく仰け反る。 すっかり怒張した俺自身。クミはしっかりと俺自身を手で握り、上下に擦っていた。 69になり、俺はクミの太腿の内側を舌で舐める。 そして熱く汁の滴る、クミ自身を指と舌で攻め続ける。 クリに吸い付き、舌先で責めると時折俺自身から口が離れて可愛く喘ぐ。 敏感なクミをどこかいとおしく思えた。 クミは俺自身を鍛え上げたテクニックで攻め続けた。 「マズイ・・・・!」 俺は思わずクミの尻を叩き、「出る・・・!」と告げた。 「・・・いいよ」 クミはラストスパートで俺自身を責めあげた。 「さすがだね・・・」 全てが終った後、腰の辺りに力が入らない俺は、こういうのがやっとだった。 余裕を感じさせるクミは照れ笑いを隠さず、何も言わない。 あのSexの時、景子は俺に押し付ける腰を細かく震わせ、上ずった声を挙げて、果てた。 俺は景子を本気にさせたことが嬉しくて、どこか勝ち誇った気持ちでいた。 今回は「クミの客」だし、あくまでヘルス嬢のテクニックを堪能したかった。 俺は簡単に果たされた。見事に完敗だった。 帰る際、俺は言った。 「もうここでは会う事無いな」 クミは答えた。 「そうだね。そうなればいいね」 <以下次号> |
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