問はず語り
案内後退前進


2004年06月20日(日) アイツにゃとても敵わない。

台風接近の影響か、風が強くて部屋中の紙が舞姫です。
以前日記にも書きましたが私の部屋は紙類が圧倒的に多いのでばっさばっさと舞っているよ。(片付けろ)
そんな中、後で図書館に行ってこようとか思っている俺。
今日は漫画を借りてこよう。(笑)
こういう時こそ無駄に行動的になる大平です、こんばんは。


実は台風直撃で明日休講にならんかな、とか思っているよ。
絶対ありえんけどね!
ちなみに母校(高校)は午前中だけ休みで午後からあるらしい。さっき弟に訊いた。
頻繁に来るとこはこれだから!(笑)
台風の後体育の為だけにチャリンコで1時間かけて行って、バスケして水泳して帰ってくるんだとよ。
うわあハード。


そうそう、でさっき弟と電話したんですけどね、もうほんまムカついた。
何コイツマジで!
聞いておくれよ本当にさぁ。

うちの弟は以前日記でも話題にしましたが、最近までピザ配達のバイトをしてました。
バカなヤツなのでスピード違反でとうとう免停くらってバイクに乗れなくなったので今はもうやってませんけどね。
しかも警察の方が怠慢で書類を未だに作成してくれないらしく、もう1ヶ月近く経つのに乗れないらしいよ。
何やってんだそもそも書類なんてその気になりゃあ1時間程度で作れるだろうがよ!(弟・談)
まあこの話は今は置いといて。

でね。
ピザ配達で居酒屋に行くこともしばしばあるらしいんだよ。
俺はその時点で「おいおい居酒屋仕事しろよ」と思ったことは秘密です。
ほら、田舎だから。(全てにおいての免責事由)
そこでたまに酔っていい気分になったおんちゃん達が、お小遣いくれようとするらしいんですよ。
俺だったら勿論貰いますよ当然だよ。

ところがアイツ何て言ったと思う?
以下姉弟会話一部始終ノンフィクション↓


「え〜何それ羨ましい、オイシイなあお前!」
「でも○○(弟の名:以下同)、そんなんいらんもん」
「バッカあんた貰えるもんは何でも貰うちょけ!姉ちゃんやったら絶対貰う!迷わず頂く!!」
「だってお姉ちゃん、○○はピザを届けてそれでお金貰いようがやけん
そんな二次収入いらん。
それにお姉ちゃんやったら嫌やろ?
酔っ払うて自分が知らん間に見ず知らずの誰かにお金あげて、次の日の朝とかに
『あれ!?何で金がこんなになくなっちょうがぞ!』とかいう事態になったら。」
「姉ちゃんそんなヘマせんもん。」
「やけん例えばの話っちゃ。とにかく○○は全部断わりよう。」
「……(感動中)……。
すげえ!あんたこそアルバイターの鏡だよ!
マジで尊敬する!!何あんた!!うわ〜姉ちゃんホロリだよ〜」


こいつが出来すぎた人格者で
逆にムカついたよ、という話でした。


なんでさー、俺がこいつじゃなかったんだろう。
俺絶対こんなモノの考え方出来ないよ。
目の前に美味しいモノがあったらいくらでも飛びついてしまうよ。
しかもこの人、バイトで稼いだお金も全部家のことに使われてるから
働いてるくせに実質お小遣いが一切ないという状況の中でこれですよ?
少しでも金があれば欲しいと、
向こうがそう言ってくれてるんだからその好意に簡単に甘んじてしまうのが姉である俺ならば
本気でお金ないくせにちゃんとした信念を持って自立してんのが弟であるコイツだよ。
なにこの差。なんでここまで誠実なの君は。
実の弟に感動してしまったよ。(笑)
そして同時に酷くムカついたね!きー悔しい!!
俺は逆立ちしても絶対こんなんなれんと知ってるから更に悔しい!!

あたいずっと、前からつくづく思ってたんですが、本当にバカみたいな笑える話なんですが、
自分がもし子供を育てるならこんな風に育ってもらいたいっていう理想が弟です。
うわあ恥ずかしい人。(笑)


大体この人ねー、反抗期なかったんだよ。家の中では一切。
今考えてみてあれかな〜?と思いあたるのは
小学校低学年の時、クラスのある一定の人物とケンカばっかしてたくらいかな。
それも小学生にはよくあることでしょ、とかって流してたくらいですよ。
こいつがお母に対して暴言を吐いてるのを見た事がない。
お母とそのことを話してたら、
「そういやぬらりさん(仮名)も反抗期なかったでねぇ。」って言われたけど
俺は弟よりはそれなりにあったと思う。
「うるさいなぁ!」とか「もう、やかましい!」とか普通に言ってたし。

それでも「クソババア」とかはどうしても言えない。
なんつーか、恥ずかしい。(笑)
そういうのをお母に対して言う自分を想像しただけでもう恥ずかしい。ああヤダヤダ!///
ある日従姉妹がその母親に対してそれを言ってるのを見た時
「きゃ〜!あの小さかった子がお母さんに対してこんなこと言ってるよ〜〜///」と
何だか微妙な、不思議な気持ちになりました。←アホ

「死ね」とか絶対言えないよ。冗談でも言えないよ。
他の人にはバンバン使うくせに、身内に対して、特にお母に対しては絶対無理。
だってね、それで本当にそうなってしまったら、って考えてしまうんだよバカみたいに。
そんな簡単に人はそうならんよと思っていても、言霊っていうのを知ってますか?
声に出すことで、音にしてしまうことで力を持ってしまうのがとてもとても怖い。
そんだけ失うのが嫌。
何て言うのですかね、俺にとって、俺らにとって、家族ってのは空気以上に空気なのですよ。
いて当たり前、いないと息も出来ない。きっと。
俺考えただけで既に泣けるんですけど。(笑)
もし俺が自ら命を絶つことを本気の本気で考えるとしたら、多分お母と弟がいなくなった時だと思う。


私思うんですが、親子間の絆が深いのは普通の家族より母子家庭とかだと思うんですよね。
古い言い回しをすると「寄り添って生きてる」みたいな。
私は心から、本当に本当に家族が大好きで、そう思える事が倖せだということも知ってる。
この家庭で生まれ育って良かったと真剣にそう思う。離れて暮らしてたら尚更その意識が強まる。
この名前を知っている。
こういうのをこそ愛っていうんだ。
無償の愛は無性にそれなんだよ。

なんつって。

恥ずかしいことこの上ないから絶対言わんけど!!!
むしろ依存症だよね。



まあ結局今日も普通に家族自慢ってワケですよ。(笑)





  もう…何コレ……。

  もはやどういう方向へ導きたいのか自分でも分かんなくなって参りました。





ちなみに泥酔状態で意思能力を欠いているといえる場合の行為責任については問えませんので。
つまりそん時にもし金をあげたとしても、それが証明されればちゃんとお金返してもらえるっつーこと。
他には幼児、一部の高齢者、精神障害者などが挙げられる。
自分が何をしていることの意味が分からない者については、その行為の責任をとらせることは出来ない、
とこういうワケさ。
以上、ほんのマメ知識でした。
この日記は半年に1回くらい、ほんとたま〜にタメになるね!(笑)


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大平綾都 |MAILHomePage


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