問はず語り
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2004年01月12日(月) はたちの約束。

はい、成人の日ですね。
といっても私には既に関係のないことですが。
ああ、あれからもう1年ですか…時が経つのは早いですなぁ。
そういや去年の日記、成人式あたりの周辺がずっぽりと抜けているので今日語りますかね。
どうせ今日もさして代わり映えしなかった日だったもので。(泣いちゃダメ!!)
人を成しているとはとても思えない大平です、こんばんは。


成人式、といっても集まるのは中学卒業までを共にした連中のみなので、 そりゃあもう同窓会のノリですよ。
当然面子も全く変わりなく。
つーか人数が少なすぎるせいか、一人一人前に出ていって今年の抱負とか将来の目標とか言わされたんですが。
アホか〜!!!こういうのが一番嫌いなんだよあたいは!
なんでいちいち顔見知りの前でそんなことせんといかんやら。
ほんまワケ分からん。恥ずかしいにもほどがあるわ。
あ、でも笑えたのはある男子がノーベル賞を取ると宣言したことかな。(笑)
ちなみに私は無難に
「ここがいつまでも自然豊かなそのままであるように。
将来はまあ、変わらずのんびり人生を過ごしてゆくのが夢です」
とかそんなことを言ったような。
面白くもなんともない。(そこでボケようとしないで下さい)


うちの連中は、以前先生に
「お前らは遊んで良い時と真面目に話を聞かんといかん時の区別をちゃんと分かっている。
そういったメリハリが必要な時にしっかり行動に移せる生徒は少ないが、うちの生徒は自然にそれが出来ている。
そういう所が本当に素晴らしいと思う。」
と褒められたことがあるのでお偉いさんの話もきっちり静かに聞きました。
心中では暇だったので時々妄想かましたりもしてたのですが、表立っては静かなもんですよ。
素晴らしい!!(言ってろ)

さて、先生にその言葉を言われた時
私は「そんなん別に普通のことなのに、変なの〜。」と思っておりました。
思いがけず先生に褒められたので嬉しかった、とかその程度。
でも今ならこの言葉があの頃よりも理解できる気がします。
ああ、そういうことか。
つくづく私は周りの環境に恵まれて育ってきたんだな〜と実感する次第でございます。


それを本気で自覚したのは高校に入ってからですね。
授業中携帯は平気で鳴らすし、勿論バイブ機能でも十分分かる。
プリクラの残骸はそのまま放置してゴミ箱にさえ持って行かない。
更に授業中の無意味な私語は授業妨害この上ない。
どれをとっても中学ん時まではありえませんでした。
これが他の中学の「普通」なら、自分達の学校はなんて良い環境だったのだろう、と。
その時、それまでどこの高校でもうちの中学出身生徒の評判が良いと聞いてた理由がやっと分かったような気がしました。
一体ここに何をしに来てるんだこいつらは…、と本気で思いましたもの。
さして真面目でもない私でさえこう思ったのだから余程だったのでしょう。
別に身内自慢をしているつもりも、勿論するつもりもさらさらございませんが
それでもとても良い環境に恵まれていたのは事実ですから、やっぱりつい言いたくなっちゃうんだよなぁ。(笑)

ただ、いつしかそれにも慣れてしまうんですけどね。
慣れって恐ろしい。


んで成人式終了後は写真を大量に撮りまくって着物を着替えて友達と再度待ち合わせし、
女ばかり5人程度でボーリングへ。
ところが年明けで人が多すぎてそれどころじゃなく、プリクラ撮って時間まで色々話して
それから打ち上げ会場へと再度移動。
会場、といっても友達の親がスナック(?)を経営しているので、そこを貸しきっての同窓会。
そりゃあ周りが保育園の頃から一緒なら、親ともずっと面識がある訳でとても気楽でした。
3、4人は欠席してましたが、ほとんど全員が揃ったので嬉しかったです。
美味しいもん食べて、お酒飲んで、カラオケ皆で歌いまくって、話しまくって、めちゃくちゃ楽しかった。
あ、そういや友達の運転する車に初めて乗りましたよ。
何だかそいつが急に大人になったような錯覚を覚えた。ずるい。(笑)


打ち上げ自体は午後11時くらいに終わったのですが、まだまだ足りない私たちは
その後小学校の校庭で男子にお酒やお菓子を買ってきてもらって10人くらいで3時頃まで話してました。
周りは真っ暗で寒いというのに、モノ好きな奴らだぜ。(笑)
あの頃と全く同じ、という訳ではないけどそれでもやっぱり変わらない部分もあるもので
その時を懐かしく思いながら延々喋ってましたね。

その後女子陣は寒いのと眠いのとで男子よりも早く帰ったのですが、
後片付けを男子に任せたっきりだったので何気にすごい心配だったんです。
あいつらちゃんと片付けて帰ったかんかな、と。
直接「後片付けよろしく」と言った訳でもなく、そのまま帰ってしまった事を後悔した私は
だから次の日の早朝、家が近くなのでちらりと寄ってみたんですよ。
いや、普通に考えたら当然片付けて帰ってるだろうな〜とは思ったのですが
「もし万が一片付けてなかったのなら私が片付ける。
片付けてたらそれで良し、何事もなかったかのように帰れば良いだけや。」
と思ってゴミ袋持参で。(笑)
自転車で10分くらいの距離なのですが、自転車がなかったのでわざわざ徒歩で行きました。
こんな早朝から何やってんだか…と思いましたが(しかも途中から雨まで降り出す始末)
それでもまた成人式で羽目を外した、とかこれだから若者は、とか思われたら嫌ですから。
それに小学校の校庭で後片付けしてないなんて、そんなの考えるだけで耐えれん。


でも私が行ったら綺麗に片付けてありました。
何だか少し嬉しかった。
空けてないお酒が残ってたらあわよくば頂いてしまおうとする俺の魂胆は費えたものの(本命)
それ以上にとてもとても嬉しかった。
やっぱり、変わってない部分もあるんだなぁと思って1人嬉しかった。
小雨が降ってて肌寒かった朝でしたが、私はそれでもとても穏やかなのでしたとさ。

あ、ちなみになぜ早朝に行ったのかというと断然人が少ないということと
その日従姉妹に借りた着物を返す為に高知(市)に行く予定だったからです。
高知方面に行くには逆方向に学校があるものですから、お母が支度をしてる合間にちょちょいと行って来た。(笑)
なので、わざわざこれだけの為に早起きしたワケではございません。
私はそこまでする人間ではない。
が、やっぱり学校に1番近くに住んでるから見とく義務くらいはあるかな〜と思ったのは事実。
私にも少しは責任感というものがあったらしいよ。(その大半は下心が占めてたくせに)

とにもかくにも、色々と楽しい充実した1日だったのでした。



あー………何だか素晴らしく長くなりましたね☆
まあそれくらい楽しかった、ということですよ。
当初はその時撮った写真とかもひっそりこっそり載せようかと企んでいたのですが
もうこんなにも時が経ってしまっているのではそれも叶いませんな。
それより何より、
まだ現像してないからね。


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大平綾都 |MAILHomePage


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