「市野さん、腕、どうしたの?」「腕?」腕。抱かれている時は夢中なのです。痕をつけられるのも大好きなのです。そして忘れて腕まくりした私が迂闊なんです。「犬に噛まれまして」「あら、気を付けてね?」ええ。今後は全力で隠します。