2014年09月23日(火)  オープンスクールは未来を思い描くシナハン

今日は、舞鶴の日星高校のオープンスクールで講演とワークショップ。

★9:05から9:45「石ころを宝石に」講演
★10:45から11:35「石ころを宝石に」実践編ワークショップ

記念講演、研修、授業、いろんな舞台でお話をさせていただいてきたけれど、「オープンスクール」でお話しするのは初めて。

場所は高校だけど、主な対象は、進学を検討している中学生。

「下見はしないで、ぶっつけ本番で大丈夫です」と事前に伝えていたけれど、思い直して、昨日下見をしておいて良かった。

はじめて訪れる学校の風景、におい、そこから感じられるあれこれ。
オープンスクールで訪れる中学生は、どんな風にこの廊下を歩き、この校舎を見て回るのか、に想いを馳せる時間を持てた。

そして、講演で話している最中に、気づいた。
「オープンスクールは、自分の未来を思い描くシナハン」なんだ、と。
もしもこの高校に入ったら、どんな感じか、何をしたいか……。
高校生活を想像するきっかけを見つける。
そんな一日になればいいなと思った。

ワークショップでは、えんぴつにキャラづけしてセリフを言わせる「えんぴつ劇場」に挑戦。照れながらもグループごとにキャラ自己紹介しあう姿が微笑ましかった。

えんぴつタレントのオーディション最終審査に進んだタレントの卵たち6人は、「地球に来るなりスカウトされた宇宙人」「生まれたときからモテたかったバスケ少年」「毛髪ネタに詳しい若ハゲ30男」「南の国から来て日本語がたどたどしいが母国語も忘れた言語ボヘミアン」「ピュアモルツと名づけられた日本人とドイツ人のハーフ」「ダンスが得意と言いつつ踊れないダンサー」と多彩。

さらに会場からの質問を受け付け、キャラを膨らませた。質問という「?」が想像力を働かせてくれて、自分一人では思いつかなかった答えを引き出してくれる。その面白さも味わってもらえたかなと思う。

講演とワークショップ、スタイルを変えつつ伝えたかったことは、ひとつ。
「宝物はあなたの中にある。それを宝の山にするのも、宝の持ちぐされにするのも、あなた次第」。

言葉なり、気づきなり、やる気なり、聴いてくださった方が、なにかしら原石を持ち帰ってくれていたら、うれしい。

舞鶴の子たちは、ちょっとシャイだけど、引き出せば、どんどん面白いことを出してくれて、もっと「?」を投げれば、もっと「!」を返してもらえそう。

そういえば、応接室でいただいた日星高校名物ワッフルがおいしかった。ざらめ砂糖の食感が楽しく、噛めばおいしさがじんわりにじみ出し、いい材料を使っているんだなとわかる。保護者のワッフル隊の方々が焼いているそうで、素朴な焼き菓子に秘められた幸福と今日出会った子たちのイメージが重なった。



ずっしりと持ち重りのする舞鶴名物かまぼこをお土産にいただいて、日星高校を後にし、昨日観光につきあってくださった米澤典子さんが切り盛りする「ゆめさら」さんへ。

昨年のいまいまさこカフェin舞鶴に来てくださった方を中心に、ランチ会を開いていただいた。


地元の食材をたっぷり使ったお食事をいただきながら、話題は今井雅子作品のこと、今日の講演のこと、子育てのこと、冤罪のこととあちこち飛んで、弾んで、あっという間の2時間。最後は胎内記憶を取り上げたドキュメンタリー映画『かみさまとのやくそく』の舞鶴上映会の話で盛り上がった。

また会いたい、話したい、と思って来てくれた人。去年来れなかったので今年はぜひ、と来てくれた人。昨年の舞鶴が今年につながって、ひろがって。

昨年の会場だった赤レンガ倉庫では、昨日出会った仲井玲子さんが福知山の支援バザーをやっていて、水嶋校長の姿も。引き寄せの術は今日も発揮され、舞鶴で会うべき人と二日間でどんどん会えてしまった感じ。

「金持ちより人持ち」in舞鶴。次に来るのがますます楽しみになりました。

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