2014年06月11日(水)  【たま語】「ろう下をあるいてたら、さびしくなっちゃったの」

育成室(学童保育)の話し合いが夜にあり、たまを家に一人残して出かけました。

めったに出番のないキッズ携帯、我が家では、お留守番のときに活躍。
これがあると、離れていてもつながっているような安心感があり、すんなり送り出してくれます。

晩ご飯の時間帯に一人で留守番させるのは初めてで、ドキドキ。
話し合いに向かう道中は、電話をつなげたまま、今歩いてる場所を実況。
「着いたから切るね」と電話を切り、打ち合わせが始まって、着信が一回とメッセージが一通。

「ママがんばってますか。たまえより」

一時間で戻ると言ってたのに、話し合いはなかなか終わらず、次の着信に出ると、電話の向こうからは「ママがいいよう」と泣きじゃくる声。

帰り道を実況しながら飛んで帰ると、ベランダから「ママー!」と思いがけず明るい声。

エレベーターを降りると勢いよく抱きついてきて、まだまだ留守番は冒険な二年生。

「さいしょはね、さびしくなかったんだよ。でもね、ろう下をあるいてたら、さびしくなっちゃったの。ママといっしょにあるいたら、もっとたのしいのにって」

狭い廊下を親子で並んで歩くことなどないのだけど、廊下を歩いてたら、ひとりぼっちのさびしさが募ったという繊細さに成長を感じました。

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