一年間役員を務めた保育園の役員会の引き継ぎ会。昨年一年の会議はすべて母親のみが出席し、共働きの保育園でもそういうものなのか、と意外でもあった。お迎えは父親が来ている家でも会議には母親が出る。でも、保育園父母会の総本山みたいな会議に行ってみると、父親のほうが熱心に活動している保育園もあって、園ごとにカラーがあるらしいことがわかった。
そんなわけで、今日の引き継ぎに、同じ1歳児クラスにお子さんがいるKさんが夫妻で出席され、今年度の会長を決めるときにK氏が立候補したことは、わたしにとっては「これでうちの役員会の流れが変わるかも」とわくわくするような事件だった。「私が会長をやり、妻が補佐をします」とK氏。くじを引いて役員が当たってしまったけれど、少しでも楽な役職をもらって一年しのごうとなるところを、一家で二人分働きますとおっしゃる。心強い発言に、引き継ぐ側の前年度役員も、いい方に引き受けていただけてよかった、とうれしくなった。
早速、その日のうちに新会長からは議事録がメール配信され、今月末の園での総会までに決めておくべき事項が挙げられ、そのスピードと細かさにも舌を巻いた。予算の使い方ひとつ取っても、父親の視点が加わるだけで、母親だけでは見落としていた発見がある。パパ会長の奮闘を見て、今まで遠慮して父母会を遠巻きに見ていた父親たちが首を突っ込んでくれるようになったら、新しい風が吹きそう。
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