昨夜の子守話は「花」と「道」のどっちがいいかと選ばせると、「道」を選んだ。題の二択も話も行き当たりばったり。たまが聞いているのかどうかを確かめたくて、話の途中にも二択を取り入れることにした。指をVサインの形にして、右か左を選ばせる。「道」は、こんな話。
子守話3 道
たまちゃんが散歩に出かけると、道が二つに分かれていました。 右と左、どっちに行く? (たまが左を選んで)はい、左ね。 しばらく歩いて行くと、また道が二つに分かれていました。 右と左、どっちに行く? (たまが左を選んで)はい、左ね。 そうしてしばらく歩いて行くと、また道が二つに分かれていました。 右と左、どっちに行く? (たまが左を選んで)はい、左ね。 またまた歩いて行くと、またまた二つに分かれていました。 右と左、どっちに行く? (たまが左を選んで)はい、左ね。 あれれ? 最初に出発したところに戻ったよ。
もう一度同じ道を歩いて行くと、さっきと同じところで道が二つに分かれていました。 今度はどっちに行く? (たまが左を選んで)はい、左ね。 しばらく歩いて行くと、またさっきと同じところで道が二つに分かれていました。 今度はどっちに行く? (たまが右を選んで)お、今度は右に行くのね。 右に行くと、どこまでも続く一本道です。 道はどんどん広くなって、やがて大きな原っぱになりました。 もう分かれ道はありません。曲がり角もありません。 右へ行っても左へ行っても、どこまでもつづく原っぱです。 原っぱには花がたくさんさいていました。 たまちゃんはおみやげに 花をつんで 家にかえりました。
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「道」の話にしたけれど、最後には「花」が出てくる話になった。ずっと「左」を選び続けていたたまは何も考えていないのかと思いきや、途中で「右」を選んだので、ちゃんとストーリーを聞いて対応を変えているのかもしれない。人生初RPGということになるのかな。
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