2007年03月28日(水)  マタニティオレンジ101 ビクス仲間のレイコさん

3月は別れの季節。マタニティビクスで共に汗を流し、出産後はべビーヨガ仲間となったレイコさんは、4月からダンナさんの待つ徳島へ帰ることになった。ダンナさんの出張が多いこともあって、約一年の長い里帰りとなったのだけれど、おかげで共におなかを膨らませ、共に子どもを大きくしながら、じっくり友情を育むことができた。

この人と出会えただけでも妊娠・出産はもうけもの、と思える出会いに恵まれているけれど、レイコさんもその一人。目鼻立ちのはっきりした華やかな美人なのに、中身は肝っ玉チャレンジャー。哺乳瓶と乳首の組み合わせを片っ端から試したかと思うと、粉ミルクは棚に並んだ全種類を買って飲み比べ、最後に自分の母乳も味見して、「母乳がいちばん」と結論。以前『探偵内とスクープ』という番組で母乳プリンを作っていた話をすると、「卒乳制作で作ろうかな」と乗り気。この人の場合、口だけでなく、本当にやりかねない。自らを実験台にして、何でも「試して合点」してしてしまう。薬学部出身と聞いて、納得。専門分野だから薬のことはとても詳しい。ママ仲間から薬のレクチャーを受けることになるとは。

育児ストレスで母乳の出が悪くなったときは、本場・宝塚までひとっ飛びして大好きな宝塚歌劇を鑑賞。いい感動で母乳が回復し、「幕間にトイレで搾った」と携帯メールを寄越してきた。歌劇好きで、過激なレイコさん。マタニティ作品を書くときには、ネタにさせていただこう。徳島に戻ったら、出産前に入りなおした歯学部での勉強を続けるとのこと。歯医者さんになるかどうかは決めていないそうだけど、ネタ満載で普通に話していることが笑い話になるレイコさんが歯医者さんだったら、つい大きな口をあけてしまいそうだ。

最後のベビー&ママヨガのクラスに出た後、ランチをしながら、楽しかったね、これからも連絡取り合おうねと話す。「これ、記念に」と差し出されたのは、ビーズで編んだブレスレット。行動力はあるけれど手作りは苦手だと思っていたら、こんなものが作れるの、とびっくり。「ごめん。仲間だと思ってた」と言ったら、「子どもができて、こういうこと、したくなったんだよね」とレイコさん。ビーズ細工は初挑戦、本も見ずに自己流で作ったとは思えない出来。会うたびに驚かせてくれる人だった。東京はちょっと淋しくなるけど、徳島はちょっとにぎやかになるかな。

2005年03月28日(月)  『ダ・ヴィンチ・コード』で寝不足
2003年03月28日(金)  中国千二百公里的旅 干杯編

<<<前の日記  次の日記>>>