三種混合の2回目の予防接種の6・7か月検診を一度に済ませようと小児科で順番を待っていたら、ママ仲間のトモミさんより「たまちゃん今日で200日目よ」とメールが届いた。トモミさんちのミューちゃんは一日違いの8月23日生まれで明日200日目を迎えるという。わたしも母親200日目かあとしみじみ。6・7か月検診では、身長、体重、頭囲、腹囲を測る。7375グラム、63センチのたまは、「体重は標準以上だけど身長が伸び悩んでますね」とのこと。親に似てチビっこ街道を進むのかもしれない。おすわりは上手にできたけれど、「仰向けになり、顔の上に置かれたティッシュを手でどける」がなかなかできず、これではまるでご臨終。「うーん、取りませんね」とお医者様が唸ったら、手ではなく口を動かし、もぐもぐとティッシュを食べてしまった。前世はヤギか。
今日は奇しくもダンナ母の誕生日。一年前は節目の70歳ということで中華料理屋で食事をし、デザートのタイミングで「実は8月に出産します」と打ち明けたら、予期せぬ報告にダンナ母と父が涙ぐみ、ダンナ妹もつられ、わたしももらい泣きしてしまった。結婚当初から孫、孫とことこあるごとにせっついていたダンナ母は、わたしとダンナが旅行に出かけるときには「お土産はいいから収穫を」と名台詞を吐いた。適当に聞き流したりネタ帳に書き留めたりしていなければ、プレッシャー負けするような勢いだったけれど、あるときからぱたりと子どもの催促をやめた。出してはならない話題ではと勝手に悟って自粛に踏み切ったようだった。わたしとダンナはただ長すぎるモラトリアムにはまっていたのだけど。それでも言いたい気持ちを必死に抑えていたダンナ母の歓迎ぶりはただごとではなかった。
そして今日、たまを連れて夜に外食するのはあんまり好ましくないし、おかあさんに夕食を作らせるのは悪いし、明るい時間に行ってお茶だけしよう、と花と誕生日ケーキを用意してダンナの実家を訪ねた。突然行って驚かせようと思ったら、ダンナ母は外出中で帰宅したのは夜。ごはん作るわ、と言い出したので、寿司の出前を取ることに。出前ってこういうときありがたいものだ。ケーキは「日本一のショートケーキ」と名高いフレンチパウンドハウスの苺ショート。でも、おかあさんにとって何よりのごちそうは、孫の顔を見れたこと。「今日会えるとは思わなかったわ」と二年続けてのサプライズを喜んでくれた。孫は存在する(present)だけでプレゼントになってしまう。
2005年03月10日(木) おうちでDVDレンタル『TSUTAYA DISCAS』
2002年03月10日(日) 循環