2005年12月10日(土)  5年物のモエのマグナム

結婚祝いでいただいたまま開けそびれていたモエ・シャンドンのマグナムの栓を抜く。「大勢お客様が来たときに」と出し惜しみするうち、掃除をしない上に料理の下手なわが家に客人が寄りつかなくなり、五年経ってしまった。気が抜けてるのでは、味が変わっているのではと怖くなり、ますます「開かずの栓」となっていたが、今夜遊びに来たのが応援団の後輩たちということもあり、「石油ポンプでサッポロソフトを飲んでいた仲だし」と安心(?)して栓を抜く気になった。ところがいざ開けてみると、心配ご無用、ちゃんと立派にモエの味。「飲みきれるだろうか」の心配もよそに、5リットルのボトルは気の抜ける間もなく空き、続くワインや日本酒のボトルもどんどん空いた。男3人女3人の仕業とは思えない飲みっぷり。

応援団という世界は、学年間の身分格差が激しく、学年が1年違うだけで言葉遣いから責任感から出すお金の額から何もかもが大違い。だけど大人になってしまうと、いい感じの酒飲み友だちになれて、応援団時代の共通の知り合いの噂話をしつつ仕事の話や社会の話もできたりする。昔よりはいいお酒を、昔より大人の飲み方をしながら、年齢を重ねた分だけ増えた引き出しをのぞきあえるのが楽しい。

2004年12月10日(金)  エコアス馬路村の間伐材商品【monacca】
2002年12月10日(火)  美人計画

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