猫又短歌仲間の宮崎美保子さんに誘われ、何事も経験、と飛び込んだ阿波踊りの世界。2回の練習を経て、今日めでたく高円寺阿波踊りデビュー。全部で60近いグループが参加だとかで、揃いの着物をまとった集団が居並ぶ様は圧巻。阿波踊りでは、グループを「連」と呼ぶ。とっさに思い浮かんだのが、「子ぎつねヘ連」。
わが『花の木連』は、新宿ゴールデン街の飲み屋『花の木』に集うお客さんたちが中心になって立ち上げ、来年で20周年。「踊った後のお酒が何よりも楽しみ」などとマイクで紹介されながら商店街を練り踊る。居酒屋に入り、テーブルの間を練り踊り、ビールをごちそうになる。お酒に酔って、拍手に酔って、ひさびさにアドレナリン大放出。疲れるほどに体が踊りたがる。衣装の着物のイラストは滝田ゆうさんの絵だそう。滝田さんも常連だったのだろうか。
お疲れ様の乾杯は、踊りに行った居酒屋『黒船』にて。他の連も来ていて、踊りあり三味線あり。なぜ高円寺で阿波踊り?という疑問はさておき、東京に来てはじめて、祭りを見る人から参加する人になった気分は、やみつきの予感。
2004年08月27日(金) 汐汲坂(しおくみざか)ガーデン
2002年08月27日(火) 虹の向こう