月に1回、お酒の造り手さんを招いて作品であるお酒を飲むという会を開いている地元の居酒屋『串駒』。先月はじめて参加したらとても楽しかったので、今月の『始禄 小左衛門』の会にも参加。少人数の飲み仲間グループが飲んでいるうちに打ち解けていくという雰囲気。鉄道と映画を愛するご近所仲間のT氏とその学友二人とわたしの四人でテーブルの端を陣取り、よく食べ、よく飲み、よくしゃべる。初対面のT氏の学友さんは、どちらも大柄で、飲んでも飲んでも酔わない。「この人、指一本で銀行のオンライン止められます」とT氏に紹介されたH氏は「いえいえ」と謙遜して、「指二本で」。終末医療専門というT2氏(この人もイニシャルがT)は、折り紙研究会にいたとかで、わたしの持っていたブックカバーを蛙に変身させた。「発表会では、黒と緑の紙を使って、おたまじゃくしから蛙までの変遷を展示したりしていました」。先月の会で出会った鉄道会社のY君が乱入して、にぎやかなお酒に。
いちばんの醍醐味は、蔵元さん自らお酌しながらお酒造りのエピソードやお酒造りにかける意気込みを話してくれること。お酒のことを語る蔵元さんはとても楽しそうで、お話を聞いて飲むと、お酒がいっそうおいしく感じられる。岐阜の蔵元さんで、会社名は中島醸造株式会社(岐阜県瑞浪市土岐町7181-1)。ワイン酵母で造ったという「忘れっぽい天使」はワインのようで日本酒のようで面白い味わい。
| 【お酒】 1小左衛門にごり 2小左衛門 雄町45%純米大吟醸 3小左衛門 山田40%純米大吟醸 4直汲 美山錦小左衛門純米吟醸 5直汲 八反錦小左衛門純米吟醸 6始禄 忘れっぽい天使 60%純米 ★(おまけ)中島醸造 蔵作り梅酒 |
| 【お食事】 1胡麻豆腐 2秋刀魚のテリーヌ 3あさり小左衛門仕立て 4ユウガオと穴子の白焼き 5馬刺しとコーネ・地鶏胸肉のあぶり刺し 6味噌煮込みおでん 7じゅん菜酢の物 8地鶏と夏野菜の甘酢和え 9トマトサラダ 10 珍味3種盛り (いしり枝豆・あき津の明太子・谷中生姜)
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◆2005年7月7日(木) 串駒『蔵元を囲む会 天明(曙酒造) 七夕の宴』
2004年08月07日(土) ご近所の会・一時帰国同窓会
2002年08月07日(水) ティファニー