『
ジェニファ 涙石の恋』テアトル新宿レイトショー初日。9:20からなので9時前に劇場に着くと、まだ入場前で、階段の上まで列ができていた。初日にどれだけ集まるかは関係者にとってはとても気になるものなので、まずはほっとする。舞台挨拶は、三枝健起監督、音楽の倉本裕基さん、Jennifer Holmes 、浅見れいなさん、x-gun西尾季隆さんという披露試写の顔ぶれに、安田暁さん、湯江健幸さん、坂本真さん、高橋ひとみさんが加わって、にぎやか華やか。『ウォーターボーイズ』で山田孝之さんの母親役だった高橋さん、『ウォーターボーイズ』はじめ山田さんと共演の多い安田さんが登場すると、会場の拍手とざわめきが大きくなる。肝心の山田さんは、ロケで愛を叫んでいるとのこと。公開中に一度は舞台挨拶に立ちたいと言ってくれているそうなので、そのときまでロングランになるといいな。
映画は「誰と見るか」によっても印象が大きく変わる。立ち見も出るほどの満員のお客さんは反応が良く、よく笑い、とてもいい雰囲気だったので、わたしも今まででいちばん楽しめた。謎を投げかけている作品なので、何度も見るほど理解できるようになっているのかもしれない。脚本を書いた本人が言うのは変だけど。
観終わった後、ストレイドッグの役者の古川康大君が「やっぱり今井さんでしたか」と声をかけてきた。今日、『ぴあ』の上映案内で名前を見つけて「もしかしたら、あの今井さんの新作かな」と思って駆けつけてくれたそう。他にも来てくれた知り合いの方がいたら、ありがとうございます。
ポストカードブックのような劇場用パンフには、1ページを割いて脚本家紹介があり、さらにもう1ページにコメントを寄せている。監督が読んでいるのを見て、「わたしも欲しいです」と言うと、「あちらで販売していますよ」と教えてくださったのが、宣伝担当の女性。「こちらは関係者ですよ」と監督がわたしを紹介してくれ、パンフをいただけた。一本の映画は何人もが関わっているので、公開になってはじめて会う人、最後まで会えない人もいる。宣伝担当の女性に「わたしのサイトでも宣伝していますよ」と言うと、「見ています」とのこと。ロングランめざして盛り上げていきましょう、と話す。
2002年06月05日(水) シンクロ週間