ピザハットの仕事で組んでいるデザイナーのチャチャキ君は、年に何度かアメリカへ行くたびにTargetのプラスティック製カードをお土産に持って帰ってくる。「Targetってスーパーがあってさ、レジのところにカードが山積みになっているんだよ」と言うそのカードは、店のトレードマークであるターゲット(標的)が遊び心いっぱいにデザインされていて、コレクション意欲をそそる顔つき。
「ねえねえ、裏にNO VALUE UNTIL PURCHASED(購入前は価値なし)って書いてあるけど、どういうこと?」と聞くと、知らないというのでtarget.comを訪ねてみたら、「カードは25$から千$までチャージできます」とある。どうやらこのカードはJRのSuicaのようにお金をデポジットして金券として使うものらしい。もっぱらギフト用に使われているようで、父の日や母の日、誕生日祝い、結婚祝いにどうぞとおススメしている。もちろんチャージされていないカードには金銭的価値はないのだけれど、カードそのものは無料なのだろうか。Suicaだって発行手数料に500円取っている。「何十枚も取って行っても何も言われなかったから、あれは取っていいはずだ」とチャチャキ君は言うけれど、さて真実は。
2001年09月24日(月) 『パコダテ人』ロケ2 キーワード:対決