■レンタルビデオの返却期限が迫っていたので、『古畑任三郎』と『アタックナンバーハーフ』を立て続けに見る。いろんな人に薦められていた『アタック〜』は、膨らみきった期待以上に楽しめた。タイの映画は初めてで予想がつかなったけど、起伏に富んだストーリーもテーマ曲Saturday Nightのアレンジも素晴らしかった。台詞も生き生きしていた。パコダテ人にも通じる個性の話で、共感できる台詞がたくさんあった。個性派ぞろいの役者陣が演じるオカマ選手は、それぞれ魅力的で愛せるキャラクターになっていた。クレジットロールのオマケ映像を観て、再度唸らされる。キャスティングの妙に感心しているうちに、「彼女たちになりきった役者はすごい。いや、映画みたいな人生を生きている彼女たちがすごい」と感動がこみあげ、涙がじわり。実話物には弱い。