スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2009年03月01日(日) 日本へ。

大学を休学して日本に一旦帰ろうか、悩み中。
なんだか疲れがいっきに出てきた。
高校の頃から少しずつ、だけど意識的に、
とにかく社会に適合することだけを考えて生活してきました。
まるで自己暗示のように、
ただただ社会適合を目指して。

少しずつリスカも減り、言動が安定し、人とも関われるようになって、
外に買い物をしに出かけたり、友達とおしゃべりしたり。
普通に居られるようになってきた。

大学入ってからは
・何も考えてなさそう
・人生気楽そう
・つらいことや悩みと無縁そう

という素晴らしい評価をみんなにされるようになりました。


それってあたしがずっと目指してたもので。

だけどそれは、そうしたら楽になれるとおもったから。


実際、昔よりは楽になった。

だけど、幸せや、感動からどんどん遠ざかっていった。


結局現実から離れたまま。


自分との距離を感じる。

楽にはなったけど、感情がどんどん薄れていった。

今のあたしはただ信号通りに動くロボットみたいなものだ。




それでいいと思ったこの約2年。
何もないまま流れていく時間、感動も悲しみもない静かな2年。


だけど最近ぼろが出てきた。

苦しくて、辛くて、壊れそうな毎日を綱渡りのように歩く。
発狂してしまう日を漠然と予感する。

自分で終わらせる命を無感動さでもって想像する。



中学生のころは、いつかの未来のためにとそれなりの高校に入って、
高校生のころは、最低限のラインのためにアメリカの大学に入って、
大学入ってからは、きっとなんとか卒業してそこそこの就職先を見つけて
何もないまま人生が終わるんだろうって。


とりあえずの所属先を見つけてはそこに縋りついていた。
そうすれば社会の中の自分を確認できると信じていた。


だけどそれは違うんだなって。
他人からどんなふうに見えたって、仕方ないんだなって。


今、静かに壊れていく何か。


もう仕方ないんだって思う自分と
このままで終わりたくないと思う自分と。


しばらく何もしないで過ごしていたい。
自分の答えを出したい。

病気なのか、性質なのか。
治るものなのか、これこそが正常なのか。



毎日が胸のふさがる心地です。
毎日が、悲しみの中です。
恐怖を感じない日がありません。
もはや、これまでなのかとも。


I−20が間に合えば春休みに、
間に合わなければ夏休みに日本に帰って親に話してみようかなって。
きっと反対されると思うけど。
頭の中をまとめたい。
自分と自分をまとめたい。

ただ、疲れた。


 *以前の。  *目次。  *次は。


遠莉。 [MAIL]

My追加
日記リンク