度々旅
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一度一緒に飲んだことのあるおじさんのお誘いで、神輿をかついだ。い、いたい。肩が痛い。 3回くらい入って抜けてをして、時間にすると全部合わせても15分もかついでないと思うんだけれど、こんなに痛いものだとは思ってなかった。 近所の神輿を見てて、あれはどうやったらかつげるんだろうと思って、それをたまたま一緒に飲んだおじさんに話したら、じゃあ、うちの町会の祭りに来てみなよってことになって行ったのだけれど、実際問題、こんなに簡単にかつがせてくれるって、すごくありがたいことなんだなあと思った程、神輿の世界ってのは熱くて、袢纏を着るということが難しいということを感じた。神輿中は、袢纏に守られているってかんじだった。 この袢纏を着ているから、知り合いが1人しかいなくても、輪の中に入っていられるみたいな感じだったのだ。 しかし、神輿をかついでいる男の人の足って色気がある。あの、動きはずっとかついでいて初めてできるようになるんだろうな。疲れたあたしは、後半ずっとその足に釘付けだったよ。
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