度々旅
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急に寝つきが悪くなりました。本当に睡眠をうまくコントロールすることが、苦手です。
母が、10年くらい通っている美容院でスリにあったとのこと。そこには私もずっと通っている。店には、店長とバイトと母の3人しかいなかった。店長はずっと母にかかりっきりだったわけで・・・。バイトの人はもともと客で、最近手伝っているとのこと。彼女は、客として10年以上通っており、店長とは私的にも友人関係を築いている。難しいところ。 母は、くちの閉まらないバッグを持って行き、ちょっと死角に置いてしまったので、自分も悪かったと言う。以前、その店で他の客に、「くちのあいたカバンを持ってきちゃだめよ。ここで、一万円なくなったことがあるの」と母は言われたことがあった。その人は、順番を待っている客にすられたのかもしれないが・・・。そんなことを聞いたのに、自分が不注意を犯してしまったということで、母は反省。
店長には、持ってきていたはずのお金が減っている旨を伝えたらしい。自分にも落ち度があったので、店長に嫌な思いをさせてごめんなさいとも伝えた。店長は、バイトの人のことも信頼している。そして、客である母のことも疑っていないだろう。娘も長く通っている近所の美容院で、母が嘘をつくメリットは全くないからだ。
きっと、今日店長は本当に嫌な気分なんだろうなと思う。このようなことは難しいことで、母も店長に伝えるか迷っただろう。しかし、母が、店長の耳に入れることによって、店長は、本人を問い詰めたりはせずに、目の片隅で彼女が同じ過ちを犯さないように今後見張るに違いない。スリのような過ちは、ちょっとした出来心でやってしまう。誰かが見ていることによって、防ぐことが可能だ。それは、彼女のためでもある。
今回のことがあっても、母と私はあの店に通い続けるつもりだ。それは、母に落ち度があったということと、店長は悪くないという理由からだ。そして、今回のことによって彼女がもう二度とそのようなことを繰り返さないようになれば良いなと思う。
それにしても、母の勘違いであったら、どれだけ気楽であろうか。しかし、勘違いではないようだ。そんな母は、怒る素振りはまったくなく、「がっかり。。。」とつぶやいていた。私も、がっかり・・・。
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