猫頭の毒読書日記
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2005年01月13日(木) ベルガモン大図書館

(メルマガ引用)
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▼4月から東博で「ベルリンの至宝展」スタート!
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ベルリンのエジプト博物館、ペルガモン博物館からも出
品!
4/5火〜6/12日東京国立博物館にて(神戸を巡回)
http://www.asahi.com/berlin/

◇「日本におけるドイツ年」の記念行事。ベルリンの「
博物館島」の大再生計画を前に、古代の美術品やルネッ
サンス絵画が来日!

【EPISODE:ペルガモン】
ベルリンのペルガモン博物館は、現在のトルコで紀元前
2世紀頃に栄えた王国ペルガモンの遺物を収めている。

ペルガモンと言えば、アレクサンドリアの向こうを張っ
た大図書館が有名。危機感を感じたエジプトはパピルス
の輸出を禁止、ペルガモンは独自の紙を考案せざるを得
なくなった。それが、羊皮紙(parchment)である。英語
のparchmentは、ペルガモンPergamonの名に由来している
のだ。

かさばるし湿気に弱いパピルスに対し、なめらかで扱い
やすく、しかも表裏に文字を書くことのできる羊皮紙は、
一躍人気者に(パピルスは片面にしか書くことができな
かった)。







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