猫頭の毒読書日記
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2003年08月08日(金) ファインマンさん

> > 家庭科学総合研究所〜〜(^-^;))
> > http://www.kasoken.com/about/profile.html
> > 研究員Aのプロフィール・・(ヘ_ヘ)
> > http://www.1101.com/kasoken/index.html>
> > へぇ〜〜(ヘ_ヘ)
> 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の話があった
> __________________________
> 「何かの名前を知っているということと
>  何かの意味をほんとうに知るということの違い」
> をあらゆる場面で伝えようとした
>
> 例えば、「困ります、ファイマンさん」には
> こんなエピソードがあります。
>
> ファインマン父子は林の中で散歩しながら
> 自然界の面白いできごとについて
> 語り合うのがならわしでした。
> その様子を見ていた他の親子も「それはイイ!」と
> 真似するようになります。
>
> 他のお父さんは、子供に「あの鳥の名前はね〜」と教えて
> 「自然界のことを語る」のです。
> でも、ファインマンのお父さんは違います。
> 「この鳥の名前はポルトガル語だと何々、中国語だと何々」
> てな具合にテキトーな名前を教えます。(もちろん、でたらめ)
>
> そこで、ファインマンのお父さんはこう続けます。
> 「さあ、それよりもあの鳥が何をやっているのか
>  よく見るとしようか。
>  大事なのはそこのところだからね」
> そして、親子でその鳥が何をしているのか
> なぜそんなことをするのか 一緒に考えるのです。
>
> 他のお父さんは子供にその鳥の「正しい」名前を
> 教えてくれるわけです。
> だから、ファインマンはあとで友達に
> 「きみのおやじはそんなことも教えてくれないのか?」
> なーんてイジワルを言われてしまいます。
> でも、ファインマンにはお父さんとの会話が
> 意味あるものだと自信があるのです。
>
> 他にも、こんなエピソードが。
> 荷車にボールを載せて遊んでいたファインマンが
> ボールの不思議な動きに気付き、父に質問します。
>
> ファインマンのお父さんはそこで
> 「それは慣性の法則云々」
> と簡単に法則の名前をあげたりはしません。
> 「それはだあれも知らないことなんだよ」と始めます。
> そして、「もっとよく観察してごらん」と息子を促し、
> 親子で「楽しい話し合い」をするのです。
>
> 下手をすると
> 「モノを多く知っていること」
> 「知識が正確であること」
> ばかりが何かと優位になりがちです。
>
> でも、そこから「科学的ココロ」は生まれない。
> 「ほんとうの意味」を探す姿勢こそ大事なんですよーと
> ファインマンのお父さんから教えられます。うんうん。
> 「つねに立ち止まって具体的な例をあげること」
> 「言葉を尽くしてその法則の意味を伝えようとすること」
>
> なんといっても、物理が苦手だった研究員Aが
> 「そういうことだったのね」初めて
> フに落ちた(気になれた?)教科書です。
> ______________________________
> ものごとに名づけるとそれで整理してしまった気になれるのよね
> すべての「レッテル」を拒否すると生きるのが難しくなるよ
>


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