猫頭の毒読書日記
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> > 家庭科学総合研究所〜〜(^-^;)) > > http://www.kasoken.com/about/profile.html > > 研究員Aのプロフィール・・(ヘ_ヘ) > > http://www.1101.com/kasoken/index.html> > > へぇ〜〜(ヘ_ヘ) > 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の話があった > __________________________ > 「何かの名前を知っているということと > 何かの意味をほんとうに知るということの違い」 > をあらゆる場面で伝えようとした > > 例えば、「困ります、ファイマンさん」には > こんなエピソードがあります。 > > ファインマン父子は林の中で散歩しながら > 自然界の面白いできごとについて > 語り合うのがならわしでした。 > その様子を見ていた他の親子も「それはイイ!」と > 真似するようになります。 > > 他のお父さんは、子供に「あの鳥の名前はね〜」と教えて > 「自然界のことを語る」のです。 > でも、ファインマンのお父さんは違います。 > 「この鳥の名前はポルトガル語だと何々、中国語だと何々」 > てな具合にテキトーな名前を教えます。(もちろん、でたらめ) > > そこで、ファインマンのお父さんはこう続けます。 > 「さあ、それよりもあの鳥が何をやっているのか > よく見るとしようか。 > 大事なのはそこのところだからね」 > そして、親子でその鳥が何をしているのか > なぜそんなことをするのか 一緒に考えるのです。 > > 他のお父さんは子供にその鳥の「正しい」名前を > 教えてくれるわけです。 > だから、ファインマンはあとで友達に > 「きみのおやじはそんなことも教えてくれないのか?」 > なーんてイジワルを言われてしまいます。 > でも、ファインマンにはお父さんとの会話が > 意味あるものだと自信があるのです。 > > 他にも、こんなエピソードが。 > 荷車にボールを載せて遊んでいたファインマンが > ボールの不思議な動きに気付き、父に質問します。 > > ファインマンのお父さんはそこで > 「それは慣性の法則云々」 > と簡単に法則の名前をあげたりはしません。 > 「それはだあれも知らないことなんだよ」と始めます。 > そして、「もっとよく観察してごらん」と息子を促し、 > 親子で「楽しい話し合い」をするのです。 > > 下手をすると > 「モノを多く知っていること」 > 「知識が正確であること」 > ばかりが何かと優位になりがちです。 > > でも、そこから「科学的ココロ」は生まれない。 > 「ほんとうの意味」を探す姿勢こそ大事なんですよーと > ファインマンのお父さんから教えられます。うんうん。 > 「つねに立ち止まって具体的な例をあげること」 > 「言葉を尽くしてその法則の意味を伝えようとすること」 > > なんといっても、物理が苦手だった研究員Aが > 「そういうことだったのね」初めて > フに落ちた(気になれた?)教科書です。 > ______________________________ > ものごとに名づけるとそれで整理してしまった気になれるのよね > すべての「レッテル」を拒否すると生きるのが難しくなるよ >
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