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$loop
心がなければどんなにか気軽に生きられるだろうか。従えずに揺れ動く感情さえなければ、上手く解決できる問題はきっといくつもあるだろう。 そういう悔やみ方をナンセンスだと戒める以上に、自由が息苦しくなった。
すべての行動理由に自分の感情を優先できる選択権は、恵まれた時代や環境の挑戦だ。
人の望むわかりやすい理想像を、例えば富や地位や権力や名声や、それらを存分に持った生き方をできても、そこに愛や喜びを見い出せるかは、各々の心の趣に委ねられる。 持ち物の良し悪しは、最終的には自分の気の持ち用で決まるものだと思う。それを選ぶのも自分。そんな重責を心は背負っているのかと、気も遠くなる。
歴史が辿った道、人に頼った道しるべに委ねたまま、自尊心を揺れ動かさずに進めるなら、どんなにか楽か。でも、その道に納得できなくて模索にあがくのが人の常なのだろう。
疎ましく、振り回される自我のわずらしさに溜め息をつく。 他人事のように存在を傍観してる自分に辟易する。
人として心を持った不自由。 持っていなかったら、すべてに開放されるだろう。 でも、開放された時、生きる意味をそこにみつけることは難しい。
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フィル/ フロム・ジ・イノセント・ラブレター
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