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$loop
ここのところ、何かに取りつかれてでもいるように、本を読みあさっている。
いや、時間は相変わらず。さしてゆとりはできていない。
なのに、通勤時間と深夜にかけて、ほとんどの自分の時間を当てて、文芸書を読み進めている。 こんな意欲的な読書は、そう23才の頃の、はじめて本の中から響く声を聴いた、作家になれと向こう岸からの叱咤とも言うべき叫びに胸が潤んだ、少し神がかり的にオカルトチックに暮れた秋以来のことだ。
読む本に不自由はしない。散々に買いためて放ったままにしてあったハードカバーの山はまだ半分も崩れていないし。商店街のはずれにある深夜まで開いている古本屋の居場所は、とぼとぼとひとり帰路につく途中だし。
この現象は現実逃避の末だと、思ってやまないけれど、23才の頃私は、間違い無くその多くの偶然にも必然的に知り合った物語たちから、行き止まりだったはずの行く末の指針をみつけ出せていた。
などと、かなり、入れ込んだ文学に影響されて書きはじめたこの文章。 大袈裟な模写に映し出せる日常を思い出せる脳の活性くらいには、効果があったようだ。
感慨深げに、春の雨の夜はふけて。
あとわずかに、ほんの少しだけ。あと1時間程度でも。読み切ってしまいたい誘惑にかられながら、眠い目をこする深夜1時。
いつまでたっても、寝不足癖は治らないようだ…。
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フィル/ フロム・ジ・イノセント・ラブレター
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